どうぶつ番外物語

手垢のつかないコトバと切り口で展開する短編小説、ポエム、コラム等を中心にブログ開設20年目を疾走中。

松谷みよ子の『現代民話考』から⑦

2022-05-23 02:52:41 | 名作いいとこ取り
<河童考>つづき 前回は、河童が身をもって公害の危険性を村人に伝えた話であった。 当初、村人は河童が発した重大なシグナルを見落とし、田畑の汚染が続いたことでやっと気づいたという顛末だったが、そもそも河童の正体は何なのか。 <河童とは、その源は水神と聞く。長い歳月の間に零落して妖怪になったとはいえ、人間に、水がおそろしい、水をきれいにしてくれえと訴えるとは、なんと哀れなことであろうか。穴馬にあ . . . 本文を読む
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