さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

蘇州夜食 北京・上海の旅24

2010年10月01日 | 中国



さあて、蘇州は日帰り旅行なので、夕食に何を食べるかはとても大切。
100年以上の歴史を誇る老舗で、蘇州三大レストランのひとつと名高い「王四酒家」に行きました~^^

ここに来たら是非食べなければいけないのは、名物の「叫化童鶏」何て読むの(゜゜)?

鶏の腹に詰め物をし、蓮の葉と泥でくるみ、窯のなかで6時間も蒸し焼きにしたものです。台車に乗せられて出てくると、美人のおねいさんが小づちでまわりの泥を叩き割り、縛ってある糸をはさみで切り、蓮の葉を広げると・・・おおお・・・柔らかい鶏が姿を現し、立ちあがる湯気に乗せられて広がる不思議な香り。この世のものとは思えないような、恍惚とさせる香辛料の香りが立ち上る。



柔らかい。骨まで軟らかくなっている。長時間かけて蒸し焼きにされたものだから、腹のなかに詰められた香辛料が芯まで染み通っている。うらやましいですか?まだ食べたことがないあなたこそ幸せです。これを初めて食べる感動をこれから持つことができるのだから。。。



さらに白エビを酒や薬味と一緒に水煮にした「太湖白蝦」。こちらの特産品ということで迷わず注文しました。先ほどの叫化童鶏に、あまりに感動してしまったため、ふ~ん…という感じでした。そりゃー旨かったです。順番がまずかったかな、白エビちゃん^^;

このレストランで、隣のテーブルに数人の家族連れがいました。小さな子供が二人。元気すぎてフロアをあちこち行ったり来たりで、少し騒ぐ。他の客(我々)がいるのに、親は注意せず。これが最近の中国です。ひとりっ子政策によるものか、子供を甘やかす。それでいーでしょ、という文化。

「儒教の国だから、礼節などを重視するのに、最近はこうなのかねェ」とチェングォに聞いてみると、「あまり良いとは思えないが、そうなっている」という答えでした^^;



さて、食後は散歩をしながら水の都を巡りました。



あちこちライトアップされていて、とてもきれいです。ただ、ものすご蒸し暑い(゜゜)



水辺のカフェで何か飲もうか、という話も出ましたが、汗がズボンにまとわりつくし、額や頬には汗がつたわり落ちる。



まー結局やめて、駅へ向かう途中のファストフード店(冷房が効いているからなー)に入り、スイカジュースを飲んだのでした。メニューが加糖炭酸飲料ばっかりだったら入らなかったけど、これはうまーーい(^益^)b