英国館の内容のあまりの貧弱さへの驚きからまだ立ち直れず、ぶらぶらと他のパビリオンを見て回りました。もう一時間以上は並ぶ気がしません。大国のパビリオンはどれも行列が長いので、すぐ入れそうなところをいくつか見て回りました。
なんとなくどこもスクリーンに映像を流しているのが多い。ま~文化祭って、どこもパネルを並べて簡単な展示を行い、DVDでも繰り返し流しっぱなしっていうのが多いですよねえ(^益^;オナジダヨ
まーそれでも自国の歴史や特徴を一生懸命知らせようとする努力が感じられるのもありました。すぐに入れるので覗いてみたのが「マルタ」「アルバニア」「モルドバ」といったところだったか。行ったことがあるので、ちょっと並んだのがポルトガル。アイスランドは混んでてパス。中が涼しそうだからかな?(^^;
日本館は一番の行列だったと思います。半端じゃありません。蕎麦粉を練って叩いて広げて、それを何重にも重ねて包丁で細く切り、それを平らに並べたような行列の塊りを想像して下さい。はじからはじまでの一列の行列が、Uターンして戻ってきてまたUターン。それが体育館いっぱいにびっしりを想像して下さい。そのびっしりの塊りが何個もあって、みんな全く動いていない状態です。前に進まない果てしない行列!
日本館の展示は、何やら精巧なロボットのパフォーマンスがあるとか?そもそも日本人は、こういう企画があれば、きっと何か面白いものをやる几帳面さがあるはずだ、という印象があるのでしょう。中国人たちはこぞって日本館に殺到しているのです。
たしかに英国館のような手抜きをするわけがない。
入ってみよう、と思っていたのが北朝鮮館。「並ばない」とも聞いていました。でも手抜きなんぞしてませんでしたよ。Paradise of the People(人民の楽園)というキャッチフレーズを見て、チェングォと吹き出してしまいました(^益^; 首都「平壌の繁栄」がテーマだそうです。ぎりぎりの困窮状態にあるって世界的に有名じゃ^^;
中には庭園が再現され、噴水もあり、立派な作りでした。上には大きなスクリーンがあり、ものすごく大きなステージでの演奏が映っていました。軍服のオーケストラ、子供らや女性たちの歌や演奏。「どうだ、すごいだろ」という自己満足の声が聞こえてきそうなゴージャスなショウでした。
土産売り場でそのショウのDVDが売ってあったので、買いました。楽しみだったので、家に帰ってすぐに再生しようとしてみました。フォルダを開いたら、カラでした…。
あまりにも衝撃でした。パッケージにサービスセンターのメアドが印刷されていたので、丁寧な文面のメールを書きました。「見てすごくよかったんです。感動したんです。だからいい土産だと思って買ったんです。何かの手違いでしょうが、見られないんです。どうにかしてほしいんですぅ~」と出してみたんですが、メールは戻ってまいりました…。
ヽ(`益´)ノ
さてさて、以下の動画に万博の様子を編集してみました。どうぞご覧ください~^^
北朝鮮館も出てきますよォ(^益^)b
上海万博