
シエナの街路はすべてゆるやかに曲がっているから、見通しがきかない。だから歩き進むにつれて景色が変わる。移動するには最短距離を通るのが経済的だが、このように道路が複雑に入り組んで次から次へと景色が変われば、目的地に早く到着するよりも、散歩すること自体が楽しみとなる。
上の画像は、祭りの準備の様子です。この旗は街のシンボル。

この街は散歩の贅沢を教えてくれます。いつまでも飽きさせない変化に富んでいます。

道を曲がると階段になり、またうねる道を進むと、次第に方向感覚を失う。迷路のような通りを歩き続けると、突然大きな広場に出る。それがこの街の中心であるカンポ広場だ。「世界一美しい広場」という評判もうなずける素晴らしさだ。あちこちに人が座っている。ここは「のんびり座ることが贅沢」という広場だ。
狭い路地から、突然開ける視界。扇状でゆるやかに高低差のあるカンポ広場。
正面にあるのは市庁舎だ。