なんと高級シャンパーニュであります。年末に友人夫婦を居酒屋に誘い、日曜出勤で
忙しいところを呼びつけたので、払いは俺がと言ったのです。「えええ!?だからって
次回払うとは言わないよ?!」などと、酔ってる割には冷静な念押しをしてやがり
ましたが、義理堅いやつなので、うちに飲みに来る際に奮発してくれたです。
ふたりとも酒が大好きなのですが、シャンパーニュというか泡だけは互いに経験不足。
てか、こんなんよく飲んでいる人ってどれくらいいるの?せれぶってやつ?
というわけで、ふたりとも「まあ…うまいんだろうねえ…」「たしかに泡はきめ細やか
だし、香りもいいけどね…」と歯切れの悪い感想。ううう。「猫に小判」とか、
「豚に真珠」という言葉を思い出す。
右は鴨肉です。ふたりとも日本酒が大好きなので、鴨は大好き。だいたい冷凍モノが
多いのですが、このたびちゃんとした生で手にはいる店を発見したとかで、焼いて
持ってきてくれたのです。
左は下仁田ネギ。素晴らしいタイミングでこれがあったので、オリーブオイルで焼いて
こってりしたバルサミコソースをかけました。「かもねぎ」という言葉は伊達では
ありません。上質の鴨肉と下仁田ネギの組み合わせは、身のしまった刺身に新鮮な
わさび、プリプリの生牡蠣に辛口の白ワイン、とんかつにはキャベツ、蕎麦屋には
日本酒、温泉宿にはきれいな女将さん、というくらい大切な組み合わせではないで
しょうか。
料理には大満足で、シャンパーニュへの賛辞は影が薄くなってしまいました。
ちと悪かったなー。