白河の旧街道を彷徨います。白河はいまやローカル線の駅でつながる寂れた町ですが、
もとは「白河の関」があったように、奥州街道の起点として栄えた城下町だったのです。
金子書店の看板に書かれた「おともだち」って雑誌、いまもあるのかな?本屋というのは
文化に触れることのできる貴重な店だったのに、いまや絶滅危惧種。情報に触れることの
できる「スマホ」は文化への窓口になっているか?
うしろは蔵造りのようですが、全面はモダンに改装されて、それも朽ちてきたかー。
前面だけ厳めしく改装されて、それも窓の真ん中で切れてまた改装?ここは脇本陣柳屋の
あとなのである。
うしろがこうなっていて、柳屋旅館のあとが残っているのです。「本陣」といえば
参勤交代の行列がやってきたときに大名が泊まる立派なお宿。戊辰戦争ではこのあたりが
戦いの要衝の地となり、ここに新選組が泊まってここから出陣したとか。さらに明治
天皇も泊まったんだってよ。
なんか立派な商店だ。二階の窓が大きくて立派だなあ。
古本屋は残念ながら閉店か。左の美容室もだいぶ前に閉店かなー。
「輪業」(りんぎょう)って、まさかとは思ったけれど、やはり「自転車屋さん」でした。
「醤油屋さん」っていうのも時代を感じますねー。
二階のドア、出てきたら下に落ちますよね。。。 二階の窓が大きくていいなあ。