さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

富山の地酒を堪能しつつ不思議な世界に触れる

2023年07月05日 | 関東甲信越


夜の酒は前回もお邪魔した「米精」に。日が長くなって、18時でも明るいな。


刺身の盛り合わせには、富山らしく昆布〆がずらり。定番のブリ、白魚のみならず、
左のズワイガニも昆布で〆てます。ほんのりじんわり昆布の香りがなんとも贅沢♪


地酒はいろいろあるが、立山アルペンルートを通過した記念に「黒部峡」から^^


真っ黒で何だかわからないでしょう~^^; 「黒づくり」=ホタルイカのイカ墨
和えです。これがう~~ま~~い~~♪ 富山に来たら昼はブラックラーメン、
夜は黒づくり、腹黒い俺にぴったり(^益^)b ちなみに翌朝排出されるナニは
もんのすごい真っ黒になりますぜw


この店の日本酒はご覧の通り、長いグラスに表面張力で出されます。飲みごたえあり。

ふたつ空いた隣りに60~70代のオッチャンが座る。出張で来てるという。するとまもなく
20歳くらいのキャバ嬢がその隣にやってきた。なんだこりゃ、孫の年だよ。カウンター
には俺しかいなくて静かな広くもない店なので、その会話を聞かされる羽目になるw
さすがに接待の仕事についてるだけあって、お嬢ちゃんは話をとぎれさせない。
しかし世代が遠すぎるので会話がはずむことはなく、ほぼお嬢ちゃんの声ばかりと
なる。若いのに厚化粧だが、その内容はこれでもかというほどに薄っぺらw

ねえ、お酒は何が好きなの?いつもどんなお酒飲むの~?

うん、白ワインかな? (だったら日本酒の店に来るなよ)

えー、白の何を飲むの?いろいろあるでしょ?

・・・ (銘柄言えなくても、国とかブドウ品種とかでも言えってよ)

ずっとこの調子で、こちらの眉間にシワが寄る。口説いてんじゃないのかぁ?!


クソオヤジは精一杯無視して、地酒を次々に堪能。たくさんあるので辛口系甘口系を
交互に楽しむ。ぽっちゃりして明るい女の子、次はすらりとしたしとやかな女性と
きたもんだ(^益^)w


あとから来た右側の70代のジイサンも、ひとりだと思ったら40代くらいのプロの女性が
やってきた。こちらの女性は中年だけにキャピキャピはしてなかったが、そういう方々に
はさまれた状態となる。調子狂うぜw ダンディーで渋いマスターは、無表情で
仕事に専念。こちらもプロだ。というわけでプロ3人、その他3人。男4人女2人。
カポー2組、ひとりモンがふたり。かみあわない会話しているのが4人、無口2人。
ほとんど飲んでないのが4人、全然飲むわけないひとり、ずっと飲んでるひとり。
最後のひとりはだいぶ酔っ払ってきた^^;


あおさのピスタチオ和え。これがまた酒にぴったりィ! ううう、黒づくりといい、
なんつーか、パラダイス、完璧、理想?! 両サイドのヘンな2組で環境はちと
ズッコケるが、素晴らしくいい店です。


2組とも俺が飲み続けている間ずっと居やがった。口説いてるんなら「さ、行こうか♪」
とか早々にならないんかね?メシをおごってもらうだけで年寄りとつきあうの?
こういう店に来て酒を飲むわけでもなし、全然楽しそうじゃないんだけどw 
よくわからない世界でした。。。