さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

都城の夜はおでんに

2024年12月13日 | 九州シリーズ


さあて都城の夜。黒霧島の看板のあたりは繁華街。


おお、灯りはたくさんあるではないか。


若干迷う。よさそうな店はカウンターがいっぱいだったり。


こういうスナックビルは2軒目以降。


まずは酒場に、と思って裏通りを歩く。するととある酒場の前を通過したときに、
素敵な女性店員が入り口のドアから出てきた。視線が2秒釘付けだ。その女性は
すぐに店に戻った。私も3歩後ろ足で戻ってその店に入る。

入ったら中に客は誰もいない。年配の女将さんと先ほど見とれた店員さんが「わあ♪」
と声をあげる。座ったあとに聞いたが、1時間ほど誰も客が来ないので、ちょっと
外に人が歩いているか見てみよう、と出てきたそうです。その直後に私が入った
ので、見てみたかいがあったというわけだ。「いえいえ、あなたの引力です。
魅力的な女性を英語ではattractiveと言います。それは引力という意味の、人を
引きつける魅力のことを言うのです」とか言ったりするとドン引きされるので、
もちろん言いませんでしたがw


そこはおでんの店でした。都城にはおでんの店が多いのです。名物は「豆もやし」。
東京ではないですね。まず鍋でもやしを出汁で煮るのです。豆腐は頼んでません
でしたが、「崩れたのでサービスです」ということでした。


焼酎に突入し、おでんも追加^^ ここで旦那さんが来ました。旦那さんと女将さんは
御夫婦ですが、明るくてかわいい店員さんはどうやらアルバイト。他の常連さんも
入ってワイワイ話しているときに、「私の旦那が・・・」とおっしゃるので、人妻だと
判明。「いい男には必ず妻がいる」と言った女性がいましたが、逆もまたしかりw


隣りの常連さんが刺身の盛り合わせを注文したら、俺にも小盛のを出してくれました。
こんなサービスしてくれるなんて・・・m(_ _)m


さらに焼酎の瓶を目の前に出してくれて、「店のだから遠慮しないでどんどん飲んで!」
と飲みホまで! どうしてこんなに(´;ω;`)


焼酎は氷まで出してくれているので、自分で注いでは飲み注いでは。。。
そして「はいよ」と厚揚げもサービス。和気あいあいと話が盛り上がったからか、
初めて来た店なのに息子でも戻ってきたみたいに歓待されてしまったのでした。

おあいそは勿論とっても少ない。だって注文したのは少しだけなんだもの。御主人は
だいぶ自分で注いだ酒を飲んでいたので、「これは御主人に♪」と置いてきたのでした。


なんだか無制限で飲ませて頂いたので、今宵は2軒目はなしで千鳥足。。。

今回の旅は、たまたま出会った人に車で送ってもらったり、好きなだけどんどん
飲んで!と奢られたり、九州の人はなんて親切なんだ!と思うことの連続です。