日向市駅に戻る途中に寄ったのがこちらの資料館。元は旅館で、大正時代の木造
3階建て建築です。
他に見物客はいないし、2人いた係員のひとりがくっついて案内をしてくれました。
旅館だっただけに、台所の釜はでっかい。
どうやらそれなりに高級旅館だったようだぞ。
「野口雨情を知っていますか?」と聞かれて知らないと答える。「シャボン玉」とか
「赤い靴」の童謡を書いた詩人です。その歌ならさすがに知ってたが。その人が
書いた書が床の間に飾られていました。こちらゆかりの人ではないようですが、
宿泊したのでしょうね。
お、さっきの薩摩藩士の墓だ。島に歩いて渡ると墓のところに行けたんだって。
さらにその近所に近づくのが大変だが、特攻隊の基地もあったとか。
最後に御挨拶をしたとき、どこから来たのかを聞かれて答えたら、そこの年配の
女性係員はいま私が住んでいる東京の同じ駅のすぐ近所に長らく住んでいたとか。
いろんな場所や店などの名前が出て、「うわー!」と大喜び。しかし自転車の
返却時間が迫ってきたので、あまり長らくはおしゃべりしていられなかったのが残念。
無事に自転車を返却^^ 「日向市駅」の看板がコレ。「ひゅうがし」なのに、
あのアイドルグループは「ひなたざか」ですよねえ? 少し無理があるんじゃ
ありませんかーw
さて宮崎に南下します。北方面は昨日の線状降水帯による土砂崩れでいまだに開通して
おらず、すべて延岡止まり。あのまま駅で待っていて、最後には長距離をすごい
料金でタクシーで来るしかなかったのか? 親切に車に乗せてくれたお嬢さん、
ありがとうございました。よくもまあ幸運に切り抜けられたものです^^;
宮崎駅に到着。南国だー。むかし叔父さんが新婚旅行で東京からフェリーに乗って
宮崎に来ていたなあ。それが流行っていた時代があったんです。
そしてバブルの時代に、「シーガイア」という超巨大でゴージャスなリゾート施設が
出来て、「世界最大級の室内プール」をテレビのCMで見てすごいなあ、と思った
ものでしたが、いくらもしないうちにそれは閉鎖になりました。いま調べてみると、
完成したのはもうすでにバブルがはじける頃、年間200億円もの赤字を出して、
最後は3000億円以上の負債で閉鎖したんだって。でもいまはホテルなど一部は
やっているそうだよ。
さつまいものソフトクリーム♪ ちなみに薩摩では「さつまいも」と言わずに
「琉球芋」と言い、沖縄の人はそれを「唐芋」と言ったりするそうだが。みんな
「あっちから来たモノ」と主張するわけですね。
さあて午前中は自転車を乗り回したし、ホテルでひと休みして夜に繰り出そう♪
ホテルにチェックインするとき、そのホテルはなんと巨大なドン・キホーテの
建物に入っていた! 部屋に入ると、♪ドンドンドン、ドンキ~、ドンキ・ホォテェ~♪
という例の音楽がエンドレスで流れている。まさかこれ延々と流れてるの?と不安に
なったが、さすがに夜には止まっていました^^;
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