さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

アムステルダムの飾り窓 2

2010年05月19日 | オランダ

 さて予約したホテルは大変便利なところに決めた。中央駅からすぐである。寮の狭いところにうんざりしていたので、少しぐらい高級な所に泊まろうかと3つ星を選んだのである。スカス!さ・び・れ・て・い・る!しょぼくれて薄暗い。窓が吹き抜けに通じているだけ。バスタブがない。剃刀もない。狭い。これで3つ星か!?たしかにドアはオートロック、金庫、テレビ、ドライヤー、セントラルヒーティングなどの設備はすべて揃っている。基準だけ満たしてすべて最低と言えよう。ぬおおお。
 
というわけで、部屋にはいないでサッサと街に出ることにした。有名な売春窟、飾り窓地区はすぐだ。通りのそこここに赤いランプが灯り(当然現在は電気)、赤いサッシのドアにいろんなおねいさん、おばさんが立って通行人を誘っている。目を合わせるとにっこり笑いかけ、口は「カモ~ン」と言っているもの、超然と本を読んでいるもの、中に二人で話に熱中している者(二人が相手か?)、目が合うとドアを叩く者、ドアを開けて腕を摑む者、白人、黒人、東洋人、若年中年壮年老年(!)と、まさに様々。みな下着姿である。グラビア雑誌のスーパーモデル級もいれば、お化け屋敷のようなのもいるのであった(すみません、写真を撮れるわけありませんね)。男たちはドアを開けて交渉し、中に入るとカーテンが閉められる。おじいさんがおばあさんのところに入ってゆくのを見てしまった(^益^;
 街中が観光客で溢れており、当然ここもそうである。団体客がゾロゾロと通るし、カップル、おばさん軍団なども見て笑っている。雰囲気が明るくてどうも変な感じである。そのあたりにはポルノショップ、ストリップ劇場が乱立しているのであった。
 
夕食には日本のカラフルなグラビア雑誌で紹介されていた有名な中華料理屋に行く。牡蠣の料理が自慢らしい。しかし行ってみると「6個から」の御注文。そんなに食えねえ。しかたなく、アヒルの肉が乗っかったラーメンを食べる。べつに、ぐらいの味であった。ラーメンはやはり究極の味、日本であろうて。


目抜き通りには沢山の観光客が行き交っています。


アムステルダムは運河の街。どこを歩いても運河にぶつかります。




こんな水上バスが交通手段になっています。ヴェネツィアのようにオープンならもっといいのにねェ(^益^)


これは5月のことでした。北国なので、とても日が長いんですよ^^