かねてからアムステルダムのゴッホ美術館は訪れねばならぬ、と思っていたところ、滞在していた英国のニューカッスルからは飛行機で1時間半、航空券は往復で1万7千円だったので、3泊4日の旅に出かけることにした。
寮にいたインドネシア青年が免税の煙草を土産に頼んできた(英国では一箱千円以上!)。しかしEU内は免税にならない。そう言うと「大丈夫だよ、日本人だから。友人は日本に行くって言えば、それで問題なかったよ」と言う。それでうまく行きゃあ俺のを買うよ、と思いつつ、一応ニューカッスルで行きに試してみることにする。確かにEU外のアイスランドに行くときは、目的地を聞かれてそのときは堂々と「アイスランドですよ」と言うと、航空券を確かめることはしなかった。今回もしないかも?
レジで青年に「目的地は?」と聞かれ、「日本ですよ(4ヵ月後にね)」と答えたら、航空券を見せろと言う。しかたなく見せて「あとで行くんだよ(アムステルダムから、という意味に取ってもらえないかな)」と言うと、「残念だけど、ここでは買えない」と答える。ずうずうしくも「ま~、いーじゃないですか」と頑張ったが、やはり無理であった。(^益^;
ヨーロッパを代表するハブ空港、スキポールに飛行機が到着し、街中への列車に乗る。たった15分あまりで中央駅だ。ああ、成田よ。海外から外国人が日本にやって来たら、「新東京国際空港」の不便さにたまげることだろう。
駅前の中央通りはすでに繁華街である。ホテル、レストラン、土産屋が並んでいる。すでに午後になっていたので、オランダ名物のニシンのフライ・タルタルソースはないかと探しつつ、それなりのレストランに入る。魚料理はいくつかあったが、ニシンはなく、タラのフライを食べる。なんのことはない、英国のフィッシュ・アンド・チップスではないか。しかし結構旨かった。付け合せに「チップスは?」と聞かれ、思い切り嫌な顔をしてしまい、米があったのでそれを頼んだ。さてアムステルダムの観光は始まった。
駅前の大通り。路面電車が走っています。
広場には変なヤツが立っていますね^^; 少年たちが集まって見ています。
まもなく夕暮れ。春から夏にかけては、日本よりは日が長いですね。
アムステルダムは運河の街です。これから船に乗りますよ(^益^)b