今日は用事があったので午後の半日有給休暇を取りました
少し時間が取れたのでカブのパワーサイドスタンド部分の確認をしてみます。
昨日、ツーリングカブ70にパワーサイドスタンドを取り付け
取り付けに際しての不具合を書いたわけですが
我が家のツーリングカブは1989年式、90は2000年式と
生産年が10年以上違うし、90はフロントブレーキ径が大きかったりと
違うところが多いので90のほうも測定することにしました。
まずはカブ90
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/f2/d7962ce31538b37b337d69325225c539.jpg)
新品のスタンドを 取り付けネジ2ヶ所のうち
後ろの取り付け金具(ダルマ)で固定する方法でクリアランスを測ります。
スタンドがスイングアームに密着するように少し軽くハンマーで叩き
きっちり奥まで差し込んだ状態で測定します。
C90だと その方法で測定すると
サイドスタンドベースとスイングアームブッシュの間隔は約2.5mm
ツーリングカブと1mm違うので もしかして測り間違いかと思い
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/a0/17c8a6233b3d248660d4746166251ee0.jpg)
同じ条件で70の方をもう1回計ると やっぱり3.5mmです
この寸法差は「個体差」と考えれば良いでしょう。
ダルマでの固定は少々手前にずれても大丈夫なので
この隙間を簡単に測って、スペーサーを入れスタンドベースの位置決めをしてから
ダルマの方を固定する方法にすれば大丈夫。
スタンドベースのφ16.3×t4のカラーが入る部分は
どのスタンドを計測しても厚みが4,5mmあります。
このサイドスタンドは、後のダルマでしっかりスイングアームに固定して
前のスイングアームボルトはカラーを入れて車体側に固定
カラーとスイングアームベースがフローティングしている状態になる設計です。
カラーの厚みが4mmのところ、取り付け部分が4.5mmでは
ボルトの頭がカラーに当たる前にスタンドベースに食い込むため
スイングアームに固定したスタンドベースにスイングアームボルトの頭が
車体側に固定したカラーを介さず固定されてしまうので
当然スイングアームの動きを阻害してしまいます。
スイングアームブッシュとスタンドベースの間は個体差に合わせて調節出来ても
カラーとスタンドベースには必ず-0.5mmの差が出るので
この部分には1mm厚の、カラーより径が小さなワッシャーを追加するか
カラーの厚みを5mmにする必要があります。
車体右側のスイングアームボルトの固定ナットですが
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/3b/d9ae1656916939723d45d4c1d339b051.jpg)
ノーマル状態だと こうなっています。
セルフナットから突き出したボルトが5mmくらいでしょうか?
サイドスタンドを付けるために追加するワッシャーやカラー類の
厚さを合計すると7,5mm~8.5mmになります
7mmも厚みが追加されると ノーマルナットではセルフロック機構が働きません
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/9e/aaad49226a438d95a030e2823e860238.jpg)
そんな時のために、厚みが4mm少ないナットがスタンドに付属しています。
もし、ノーマルのナットで固定できていたら寸法的に無理があると思います。
スイングアームボルト部分がちゃんとフローティングするようになっているか
一度分解してチェックしたほうが良いと思います。
最後に
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/e9/9e64aa1ba9f6d5a2cc936c7dd41afc47.jpg)
初めて抜いたカブ90のスイングアームボルトはこんな状態でした。
まぁ、予想していた通りでしたけどね。
ちゃんとグリスアップして差し込んだのは言う間でもありません。
少し時間が取れたのでカブのパワーサイドスタンド部分の確認をしてみます。
昨日、ツーリングカブ70にパワーサイドスタンドを取り付け
取り付けに際しての不具合を書いたわけですが
我が家のツーリングカブは1989年式、90は2000年式と
生産年が10年以上違うし、90はフロントブレーキ径が大きかったりと
違うところが多いので90のほうも測定することにしました。
まずはカブ90
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/f2/d7962ce31538b37b337d69325225c539.jpg)
新品のスタンドを 取り付けネジ2ヶ所のうち
後ろの取り付け金具(ダルマ)で固定する方法でクリアランスを測ります。
スタンドがスイングアームに密着するように少し軽くハンマーで叩き
きっちり奥まで差し込んだ状態で測定します。
C90だと その方法で測定すると
サイドスタンドベースとスイングアームブッシュの間隔は約2.5mm
ツーリングカブと1mm違うので もしかして測り間違いかと思い
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/a0/17c8a6233b3d248660d4746166251ee0.jpg)
同じ条件で70の方をもう1回計ると やっぱり3.5mmです
この寸法差は「個体差」と考えれば良いでしょう。
ダルマでの固定は少々手前にずれても大丈夫なので
この隙間を簡単に測って、スペーサーを入れスタンドベースの位置決めをしてから
ダルマの方を固定する方法にすれば大丈夫。
スタンドベースのφ16.3×t4のカラーが入る部分は
どのスタンドを計測しても厚みが4,5mmあります。
このサイドスタンドは、後のダルマでしっかりスイングアームに固定して
前のスイングアームボルトはカラーを入れて車体側に固定
カラーとスイングアームベースがフローティングしている状態になる設計です。
カラーの厚みが4mmのところ、取り付け部分が4.5mmでは
ボルトの頭がカラーに当たる前にスタンドベースに食い込むため
スイングアームに固定したスタンドベースにスイングアームボルトの頭が
車体側に固定したカラーを介さず固定されてしまうので
当然スイングアームの動きを阻害してしまいます。
スイングアームブッシュとスタンドベースの間は個体差に合わせて調節出来ても
カラーとスタンドベースには必ず-0.5mmの差が出るので
この部分には1mm厚の、カラーより径が小さなワッシャーを追加するか
カラーの厚みを5mmにする必要があります。
車体右側のスイングアームボルトの固定ナットですが
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/3b/d9ae1656916939723d45d4c1d339b051.jpg)
ノーマル状態だと こうなっています。
セルフナットから突き出したボルトが5mmくらいでしょうか?
サイドスタンドを付けるために追加するワッシャーやカラー類の
厚さを合計すると7,5mm~8.5mmになります
7mmも厚みが追加されると ノーマルナットではセルフロック機構が働きません
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/9e/aaad49226a438d95a030e2823e860238.jpg)
そんな時のために、厚みが4mm少ないナットがスタンドに付属しています。
もし、ノーマルのナットで固定できていたら寸法的に無理があると思います。
スイングアームボルト部分がちゃんとフローティングするようになっているか
一度分解してチェックしたほうが良いと思います。
最後に
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/e9/9e64aa1ba9f6d5a2cc936c7dd41afc47.jpg)
初めて抜いたカブ90のスイングアームボルトはこんな状態でした。
まぁ、予想していた通りでしたけどね。
ちゃんとグリスアップして差し込んだのは言う間でもありません。