スタッフのひとりでイラストレーターでもあるたかいたかこさんとは、カフェ・ド・ゴーシュで時折お会いして、親しくお話をさせて頂いております。たかいさんはご自身が子育て中に鬱に罹られた経験から、「そんなに頑張らなくてもいいんだよ」というゆるやかな言葉とほっとするイラストで、子育てに悩む若いお母さん達の心の相談相手になっておられます。以前の記事で千里山が“鬱にもやさしい街であってほしい”と書いたのも、身近にたかいさんの存在を感じていたからだったと思います。ご自身の辛い体験を振り返り、同じように悩む人達を少しでも癒せたらという彼女の静かな戦いに、共感し応援していきたいと思います。それは将来の千里山というまちの本質を考えることにも繋がっていると思っています。
たかいさんは最近マスコミや講演など、各方面から注目されています。そして下記に紹介させて頂く評価の高い本の続編が、もうすぐ出版予定ということですので、今から楽しみにしています。ちなみに初本の中で僕の好きな絵ことばは、「動かそう」という題の「寒い時、カラダを動かすと ポカポカ、あったかくなってきますよね。それは、ココロも同じ。元気のない時、ココロを動かすと ポカポカ、あったかくなってきます。‥‥(略)」という詩です。

ココロに種まき
ウインかもがわ
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