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最近よくこの一帯に僕の足を向けさせるのは、建て替えプロジェクトにより、あと数年の後にはこの景色が失われてしまうかもしれないという惜別の情なのか、或いは僕の生命力のわずかな陰りを蘇生させようとする想いなのか、いずれも正しいようでいて、でもその全てではないような気がします。
これもまた耽美というべきものなのでしょうか、錆び付いた消火栓やひび割れて雨水が染みついた壁肌にも異様に美しさを感じます。久しぶりにデジカメ等ではなく、かつての愛機NEW FM2にリバーサルフィルムを充填して、気が済むまで撮り尽くしてみるのも面白いと思う今日このごろです。