続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

日常。

2011-10-28 07:05:25 | 日常
 散歩をする人たちの朝は早い。後方の家のお姉さんは午前四時過ぎ・・・夏なら明るいけど、今の季節ではまだ暗い。わたしは未だ布団の中に居て「カタン」と彼女が閉めるドアの音で「ああ、もう朝だ」と思うこともある。
 
 散歩をする人たちに聞くと、たいてい時間は決まっていて(誰とここで会い、誰それとあそこの地点で出くわす)という風な流れがあるらしい。
 だからその流れの中に出来得る限り合致させたいという潜在的な願望が、決して外してはならないという自身への決意につながっていくのかもしれない。

 日常というものはそういうもの・・・。ランダムであっても一向構わないのに、自身の思い込みとも思える規則性に自身が逆らえない。

 
 日常の中の起伏・・・平坦な日々の中のささやかな起伏。
 月イチで集まりおしゃべりをすることになっている四人会(?)最終週の金曜日、粟田にある夢庵に出かけ数時間に及ぶおしゃべりに熱中する・・・(もっぱら、聞き役)(いえいえ、あなたが一番しゃべっているわ)(まさか・・・)

『風の又三郎』144。

2011-10-28 06:52:23 | 宮沢賢治
空に少しばかりの白い雲が出ました。そしてもう大分のぼってゐました。谷のみんなの家がずうっと下に見え、一郎のうちの木小屋の屋根が白く光ってゐます。

☆句(ひとまとまりの言葉》を使用して吐く(言う)運(めぐりあわせ)を推しはかる。
 題(テーマ)を、文で告げる。
 気(ある何かが存在する気配)の化(形、性質を変えて別のものになる)が現われる。
 宇宙(的な存在)の気(ある何かが存在する気配)は照(光)に憶(思いをめぐらす)。
 億(数が非常に多い)の魂が吐く講(はなし)・・・あるいは考え。

『城』639。

2011-10-28 06:25:54 | カフカ覚書
しわの多い、それでも全体としてはまだすべすべとした、かつては美人だったにちがいない、幅の広い顔をあげた。

 しわ/Altersfalten→Alters Folter/昔の、拷問台。
 全体として/Masse→mussn/。せざるをえない。muss/強制。
 すべすべとした/glatt→grat/尖った。
 かつては/einmal→Ahn Mal/先祖、傷痕。
 美人/schones Gesicht→schon Gesetz/相当の掟。
 幅の/breites→brechen/屈服。

☆昔の拷問台、それも強制的に鋭い、先祖の傷痕は相当の掟による屈服で片付けられた。