やったね！三浦学苑。

　三浦学苑高校のサッカー部、初全国大会へという見出しを見てから「ヨシッ、見るぞ」との思いとは裏腹に、どこのチャンネルでも放映されていない。新聞は日経のせいか、記事に洩れている。神奈川新聞なら出ているのにと思っている内に幾日かが過ぎ、（ああ、ネットで調べれば）と。

　すると、8月4日・・・全国優勝の文字が目に飛び込んできた。やったね！

　衣笠地区にある高校・・・かつて某人気俳優が中学生のときバスケットをやっていて、彼が三浦へ行くならと部員全員が三浦高校へ入ったという逸話のある学校。

　地域の活性化に一石を投じることになればいいなと思う。
　汗を流し、一丸となって頂点を目指す・・・憧れである、その憧れが全国制覇という結果になって結実したのだから嬉しいことこの上ない。
《良かった！》ひそやかに一人ほくそ笑んでいる。

『おめでとう！』

『風の又三郎』４０２。

ところが、悦冶はひとりはさみを出したので、みんなにうんとはやされたほかに鬼になりました。悦治は、唇を紫いろにして、河原を走って、喜作を押さえたので、鬼は二人になりました。

☆地球を推しはかり、記/書きとめる。
　地球の神は死んで光の源になる。
　総ての鬼（死者の魂）は、朔（月と太陽の黄経が一致した瞬間、天球上で月と太陽が同一方向にある状態）に、往/人はあの世に逝き、鬼（死者の魂）は、普く神になる。


＊朔、黒い月・・・太陽、月、地球が一直線に並んだとき、死者のあの世への道が開けるという考えは基本的にカフカと同じだとおもう。

『城』９０４。

村長さん、あなたがおどろくべき専門的知識をかたむけてお話くださっていることは、たぶん第一のほうのことだろうとおもいます。しかし、こんどは、わたし自身のことについてもなにかおっしゃっていただけませんか」

　たぶん/wahrscheinlich→wahn ahn/真実、先祖。
　第一/erst→arrest/禁錮。
　horen→Forem/審議の場。

☆村長（〈死への〉入門）さん、あなたがおどろくべき非凡な専門知識をお話しているのは、先祖の真実である禁錮のほうのことだとおもいます。しかしこんどはわたし自身のことについて、審議の場で先祖について発言して下さい。