続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

言葉・・・。

2012-08-14 06:46:01 | 日常
 日常生活に不可欠な言葉、何をするにも言葉の仲介なしにはスムーズにいかない。何気なく聞いている言葉のなかには人を非難するなど聞くに堪えない言葉群もあるけれど、激励叱咤、賛辞など人を前向きにしてくれる事も多い。

《言葉は人である》

 その人の下品さが現れることはよくあることで、こちらは黙って受け流しているけれど、決して心地よいというものでもない。
 もちろん育ちのうかがえる粗野な言葉のなかにも優しさが根底にしっかり根付いていることもある。

 言葉の妙・・・相手に対する当て付けや厭味などは、言われているほうはすっかりお見通しであって、隠しているつもりの滑稽さを見ることもある。(単に微妙に分かるように話している事もある)
 言葉は刃にさえなりうる危険なものである。

《言葉は力である》

 あの時のあのひと言がわたしの人生を変えた、あるいは支えてくれたと思う事がある。

 人はいつの時も、真善美・・・正しいと思う事だけを口にすることを自分自身に課すよう努めなければならない。出来うる限り・・・。


 ところで、ひょっと耳に入った某夫婦の小さな話声・・・『まだ誰にも言っていない』
(誰にも言っていない)そんな秘密、何だろう。言葉は余韻を残す。

 笑止!些事であればと思う。
 壁に耳あり障子に目あり・・・言葉にはくれぐれもご用心!

『風の又三郎』411。

2012-08-14 06:36:20 | 宮沢賢治
第一、その粘土のところはせまくて、みんながはひれなかったのにそれに大へんつるつるすべる坂になってゐましたから、下の方の四五人などは、上の人につかまるやうにして、やっと川へすべり落ちるのをふせいでゐたのでした。

☆題(テーマ)は、溢れる念(思い)の図りごとであり、題(テーマ)は判/区別され、解/ばらばらに離れる。
 詞(ことば)は、互いに訊/問いただす。
 衝(重要)を忍ばせる千(たくさん)の絡/からみがある。

『城』1003。

2012-08-14 06:15:31 | カフカ覚書
「村長さん、あなたは、たえずわたしの事件をごく小さな問題のひとつのようにおっしゃいますが、そのために多くのお役人たちが、たいへん忙しい目をしてきたのです。

 役人/Beamte→beanden/終りにする、死。
 小さな/kleinsten→Klan/氏族。
 たいへん/sehr→seher/予言者。

☆村長(死への/入門)さん、死はたえず先祖の氏族の問題です。にもかかわらず死の結末が予言者の働きによって、たぶん予言により氏族を捕えることになったのでしょうか。