続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

ご同輩。

2012-08-12 07:37:23 | 日常
 この年(65才)になると、周りも大体同じように年を重ねているから、口をついて出る言葉は《身体の不具合、不調》である。

「お茶が飲めないの、カフェイン禁止。乳酸飲料か、水、または白湯」とAさん。
「水の飲みすぎかしら、足が浮腫んで・・・」とBさん。
「もう5年も整形に通っているわ」とCさん。
「わたしもよ」と居合わせたメンバーも口々にそれぞれの症状を説明。膝だったり、腰だったり・・・。

 万全、元気という人のほうが少数派。それでも親の介護や連れ合いの病院通いに付き添ったりで、身体の不具合とは近しい関係であることが多い。


 子育てで頭を悩ましていたのは遠い昔・・・今は自分自身の不調に一喜一憂、病院情報やサプリに耳を傾けている。

 現に、一昨日の盆踊り大会の裏方、集まったメンバーはみんな足腰弱く助け合って仕事をこなし、「若い人は忙しいのよねぇ」などと失笑。地域全体が高齢化しているので、役員さんたちも聞けば結構無理しているご様子。まるで我慢大会の態。

「東京スカイツリー音頭」などに併せて踊る子供たち(今はヒップホップの方が盛ん)や、その母親たちの笑顔に元気を貰って何とかお手伝いの役割を終えたメンバー、思わず「この次、役(班長)が回ってきても、お手伝いは無理かも」の言葉に一同深く肯きあって苦笑・・・。

『風の又三郎』409。

2012-08-12 07:19:59 | 宮沢賢治
「又三郎、来。」嘉助は立って、口を大きくあいて、手をひろげて、又三郎をばかにしました。
 すると又三郎は、さっきらよっぽど怒ってゐたと見えて、
「ようし、見てゐろよ。」と云ひながら、本気になって、ざぶんと水に飛び込んで、一生けん命、そっちの方へ泳いで行きました。

☆幽の太陽は雷(神なり)火星に留まる光の態は趣(ねらい)である。
 有(存在)の太陽、幽の太陽の努めは現れるが、幻であり、運(さだめ)を翻す企/くわだてを推しはかる。秘(秘密)の戸(出入り口)として逸/すぐれた星である。
 妙(言い表せないほど)法(仏の道)は、永(とこしえ)の考えである。

『城』1001。

2012-08-12 06:44:00 | カフカ覚書
しょっちゅう書類の束を引きぬいたり、さしこんだりし、しかも、万事が非常な速さでおこなわれるので、書類の柱がたえずくずれ落ちます。ぉぃて、ひっきりなしにどさりとくずれるこの物音が、ソルディーニの事務室の特徴になっているんだそうです。

 書類/Akten→acht/(社会からの)追放。
 束/Bundeln→bundig/強制力のある。
 事務室/Arbeitszimmer→Alibi Thema/不在証明、テーマ。

☆たえず強制力のある追放、先祖の運命である最後をうけいれるなど、万事は非常な速さでおこなわれます。そして常に次の反対者の死をひっきりなしに追い落とします。この物音がソルディーニ(太陽神)の不在証明のテーマとしての特徴になっているんだそうです。