続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

不安。

2012-08-10 07:08:46 | 日常
(Eさんはどうしているかしら)という不安。

 Eさんの家、ここしばらく・・・どのくらいかはっきりしないけれど、夜になっても明かりがつかない。車は売却、手放してしまったと聞いているので出入りも定かでない。

 以前、誰かと知人のような人と立ち話をしていた事があった。
「もう母もいませんから一人暮らしのわたしは、何かあれば《発見》されるだけです」
「そんなこと言わないで、身体に気をつけてくださいよ」と知人。
「大丈夫です、水だけは飲んでいますから」

「!!!」聞いていたわたしは「・・・」
 生活保護を申請しているとはかなり前から聞いている。それにしても、もう足も手も出ないそんな状況なのだろうか。

 不景気、円高・・・Eさんは母親という拠り所を失って、為す術なく呆然としているように見える。どんな仕事でも今日を食いつないでいこうという活気がない。
 こちらも為す術なく傍観している。

『風の又三郎』407。

2012-08-10 06:53:23 | 宮沢賢治
みんなは淵へ飛び込む支度をしました。一郎は楊の木にのぼりました。そのとき吉郎が、あの上流の粘土が、足についてゐたためにみんなの前ですべってころんでしまひました。

☆掩(おおいかくす)陽(太陽)、故に死の図りごとであり、宇宙の要(かなめ)としての企(くわだて)である金星、神の留まる念(思い)の図りごとであり、即ち、禅(心静かに真理を悟る、邪念にとらわれない境地)である。

『城』999。

2012-08-10 06:39:46 | カフカ覚書
わたしが彼のことをこんなふうに申しあげられるのも、べつのいろんな機会に後者のほうを自分でも体験したからなんです。

 後者/letzere・・・臨終。
 べつの/andern→enden/死。
 機会/Fall・・・fallen/死ぬ。

☆臨終の経験をした死の死(二重の死)であり、彼のことをこんなふうに申しあげられるのも、わたしが実行したからなんです。