続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

気を引き締めて。

2012-08-29 05:45:46 | 日常
 暑い、暑い、外を歩いていると攻撃を受けながら見えない敵に向かっているような錯覚を覚える。それほどにキツイ暑さ。
 
(安いからと、買い過ぎた重いリュックと両手に下げた荷物・・・ホームレスの人が全財産を持って歩いているようなそんな風体のわたし)

 何でもっと倹約に出来ないのか・・・安価でも沢山買えば無駄が出ることは承知しているのに、いつまで経っても賢くなれない・・・。

 この無駄買いが暑さを更に暑くしている。


 ほうほうの態でバス停のベンチに腰掛けていると、オヤッ、隣の席のご婦人、左手にギプス首から吊っている。
「大変ですね、暑いのに」声を掛けると、
「この年になって・・・」と苦笑した。

 年を重ねるとあらゆる機能は低下の傾向を辿る。自然の為すままなどと無抵抗のわたし・・・いつ何が起きるかは想定できない。気を引き締めて(ついでに顎も引いて)危険察知能力を高めなくてはいけない。

 暑い上に転倒し、骨折の悲劇・・・有りえないことではない。注意の上にも注意。気を引き締めて、やがて来る初秋を楽しみたい。

『風の又三郎』425。

2012-08-29 05:36:11 | 宮沢賢治
 先頃又三郎から聞いたばかりのあの歌を一郎は夢の中で又きいたのです。

 先頃はセン・コウと読んで、千、光・
 又三郎はユウ・サンと読んで、幽、太陽。
 聞いたはモンと読んで、悶。
 歌はカと読んで、禍。
 一郎は一からUni(Univers/宇宙)
 夢はムと読んで、無。
 中はチュウと読んで、宙。
 又がユウと読んで、幽。

☆千(たくさん)の光や恵みの幽の太陽。
 悶(思い悩むこと)や禍(わざわい)は、宇宙ぬは無い。
 宙(宇宙)は幽(奥深い)である。

『城』1017。

2012-08-29 05:09:37 | カフカ覚書
 村長は、時計を見ると、匙に薬を入れて、あわててのみこんだ。
「あなたは、城のことは役所の機関しかご存じないようですな」と、Kは、ぶっきらぼうに言った。

 匙/Loffel→loffeln/理解する。
 薬/Medicin→Medium/霊媒。
 あわてて/nastig→nasslg/不機嫌に。
 役所の機関/Bureaueinrichtungen→Burd ahn richtung/重荷、先祖、傾向。

☆村長(死への/入門)は時を見て、先祖を理解する重要人物の霊媒に不機嫌な恐怖を覚えた。
「あなたは重荷である先祖の傾向をごぞんじないようですね」とKはぶっきらぼうに言った。