続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

電話。

2012-08-09 06:48:38 | 日常
 昨日は若くして逝った同僚の恭子さんの命日。親しくしていたMさんへの電話をさせてもらっている。MさんはMさんで、一年に一度恭子さんのお兄さんに連絡をしているらしい。幸福に見えた四人の家族が数年といってもいい内に一人になってしまったお兄さん。
「うちのお兄ちゃん、カラオケが好きで何でも歌えるの」と言っていた恭子さん。まさかの時の流れ・・・。

 美人のMさん、(どうしているかな、近くなら会いたいな)と思う。
 恭子さんはMさんと親しいことを喜んでいたし誇りにも思って、第三者を近づけない空気があった。わたしがMさんと並ぶとそれとなく割り込んでくる・・・友達ってそういうものかなくらいに考えていたわたし、彼女の死後にいたってもMさんとの距離を縮めることは恭子さんに申し訳ない気がしている。

 それでも一年に一度、彼女の命日が近くなるとMさんに電話し、思い出話や近況を伝え合っている。
「皆さんお元気?ご主人は今(お昼)は不在でしょう?」
「ううん、今日はたまたまお休みなの」

 ご主人のお休みにいつまでも電話をしていては申し訳ないと思いつつ、また即切るのも躊躇われて・・・結局長話・・・ごめんなさい。お互い元気でいましょうね、いたいものですね!

『城』908。

2012-08-09 06:14:19 | カフカ覚書
と言いますのは、そうなると、彼の注意力、エネルギー、沈着さは、さらに高まるからです。そういうときの彼は、彼の餌食となる者にとっては恐ろしい存在となり、彼の餌食の敵である人間にとってはすばらしい人物に見えるのです。

 餌食/Angegriffenen→Unglauben/不信心。

☆さて、彼の注意力、エネルギー、沈着さは、不信心な者にとっては恐ろしい存在となり、信仰者(敵の不信心)はすばらしく見えるのです。