続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

高価は効果あり?

2013-10-09 07:04:00 | 日常
 Kさん曰く、
「あの、例の化粧品で顔が変に白くなった人、プールに二人ほど来ているけどお気の毒よね」という。
 プールのお仲間というのは、足腰の劣化に対するリハビリできているグループで、Kさん(82歳)初め、相応の年齢の人たち。

(みんな、高価な化粧品を使っているらしい)それほどに、まだまだ執着がある(失礼)。

 廉価な化粧水を使用しているわたしには縁が無いけれど、先日来、ちょびっと高価(4個百円から98円に)な石鹸に切り替えたわたし、ちょっと言ってみた。
「石鹸も良いものを使うと、泡立ちがすごくて、その泡に弾力があるのよねぇ」と。すると、

「そうなの、わたしもいつもは3000円のを使っていたんだけど、このたびちょっと張り込んで6000円のを買いましたの。全然違うわ」と、仰ったので、こちらはびっくりするやら、愕然としてトーンダウン。


(みなさまには、わたくし、とてもついていけません)

「お土産に頂いた(ゆべし)がとても美味しかったので、わたくし発売元を見て十個ほど注文いたしましたから、あなたにも差し上げますわ。明日にも届きますから」と、Kさん。

「いえいえ、(ご好意はありがたいですけど)わたし、明日は「歩こう会」で一日留守をいたしますから」と丁重にお断り。

 6000円の石鹸て!裕福な人の生活。 低所得者層のわたし・・・いきなり自分を卑下。(まぁ、いいか)

『ポラーノの広場』114。

2013-10-09 06:50:07 | 宮沢賢治
「ミーロ、おまへの歌は上手だよ。わざわざポラーノの広場まで習ひに行かなくてもいゝや。ぢゃさようなら。」
 ミーロはていねいにおじぎをしました。わたくしはそのうつくしい野原を胸いっぱいに蜂蜜のかをりを吸いながらわたくしの家の方へ帰ってきました。


☆過(あやまち)の状(ありさま)を周(めぐる)考えは常に醜(みっともない)講(話)也。
 嫌な凶(不吉)な報いが密に及ぶ。果(予想した通り)の報いが起きる。

『城』1409。

2013-10-09 06:15:40 | カフカ覚書
一本をとりだすと、栓をあけ、匂いをかいでみた。おもわずにやりとせずにはおれなかった。甘美な、ほとんど媚びるような芳香が鼻にはいりこんできた。
 
 にやりと/lacheln→rachen/復讐、報復する。
 匂いをかぐ/roch→loch/穴蔵のような住まい、巣穴。
 甘美/Suss→Sass/隷属民、野兎の住みか。

☆先祖を迎えにいくと、穴蔵のような住まいを開けると評判(噂)に気づき、おもわず復讐すべきだと思った。それほどに隷属民であり、それほどに追従していた。