続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

植物観察。

2013-10-23 06:17:38 | 日常
 家でボォーッとしているより、観察イベントに参加して楽しく授業を受けるほうが心身共に健全だと思って受講している。

 衣笠山の散策・・・何年か前にも同じようなコースで歩いている。(留まっての説明が同じなので思い出した)

 衣笠山には492種の植物があるというお話から始まり、先ず最初は通称「ハガキの木」の前で、これは日本郵便の前にあり、毎年年賀状が売り出される頃になるとTVに映ります。カヤの木です。葉の裏を引っかくと痕が黒く変色して残るので昔の人はこれに字を書いたのでしょう、ハガキの所以です。酸化酵素が酸化するためです。この葉の裏には、蜂が巣を作ることがあります」と、葉の裏に付いた蜂の巣を見せてくれた。(怖っ)
 他家の庭にあるクロチクを差して「これは真竹で管を触ると輪が二つあります。(一つのものは孟宗竹です)竹の実は68年説が有力ですが、近年では28年説もあります。仮軸分枝と普通分枝がありますが、これは仮軸のほうです。ちなみに、黒いのでクロチクと言いますが、漢字では紫竹と書きます」
「柿は四枢性で、鳥は・・・」

「この赤マンマと呼ばれる花は、よく見ると花は大方開いていません、蕾のままで自家受粉するのです」
「これは『タイあざみ』と呼ばれるものですが、タイとは関係ありません。痛い、イタイからタイあざみなのです」

 ご指導してくださった大前先生は「シダ」がご専門。次々現われるシダを指しては説明して下さるけれど、こちらは目が点でさっぱり?・・・ひたすら肯いてみてもさっぱり相違は分からない。


 結局、分からなくてもいいの・・・土の道、山の空気を満喫しただけで十分な散策。
 衣笠コミセンの方々、大前先生、ありがとうございました。

『城』1423。

2013-10-23 05:53:59 | カフカ覚書
 それからKは、また紳士のほうをむいた。自分が橇のなかにいたことをこうして知られたって、いまはもう平気だった。それに、それだけなら、なにも最悪というほどの事じゃない。

 紳士/Herrn→Heer/軍隊、大群。
 橇/Schlitten→schrift/書いた物、文字。
 ~ない/kein→Kahn/小舟。(Kain/カイン)

☆それからまた大群(大勢の死んだ人たち)のほうを向いた。書物のことを知られても、さらに小舟への熟慮をしても、それだけなら最悪ということにはならない。