続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

悲願。

2014-02-07 06:57:09 | 日常
 今日のサークル。
 主宰はお休みだし、寒いし、それにもまして・・・ああ、考えるのは止めよう。

 何となく誰かを疎ましく思う。逆に考えれば、何となくわたしが嫌われると言うのと同義語である。思い当たる節もないのに何となく敬遠される、わたしを見る眼差しに棘がある。奇妙な空気を避けるように、口を利かず無言で通す。
 Kさんが早く来てくれて空気をやわらげてくれることを期待しているけど、彼女は決まって一時間は遅刻する。彼女もそれなりに来ることを拒む何か胸につかえる事情があるらしい。

 どこにでも起こりうる現象。
 単にわがままな感想に過ぎない。少しの軋み、そんなものはどこにでもあって、むしろ普通なのかもしれない。利害関係・上下関係にある人は、その悩みのために病気にさえなる可能性もある対人関係の歪み。

 美しく生きるとは、自分の中にある邪念を消すことであって飾り立てることではない。この基本を忘れなければ心の平穏は保たれるはずなのだ。心や顔を歪めてはいけない。少しの思い上がりがあるから偏りが生じるのであって、美を極める覚悟があれば、小さな問題と笑って払拭できるレベルのことかもしれない。

 美に照準をあわせていく。小さな人間の悲願である。

『ポラーノの広場』232。

2014-02-07 06:29:14 | 宮沢賢治
さう云はれて見るとなるほど次の室ではロザーロか誰か調べられてゐるらしくさっきからしづかに何か繰り返し云ってゐるやうな気もしました。

 云はれてはウンと読んで、運。
 見るとはゲンと読んで、現。
 次はジと読んで、字。
 室はシツと読んで、悉。
 誰かはスイと読んで、推。
 調べられてはチョウと読んで、懲。
 何かはカと読んで、過。
 繰り返しはソウ・ヘンと読んで、掃、遍。
 云ってはウンと読んで、薀。
 気はキと読んで、記。

☆運(めぐりあわせ)が現われる字を悉く推しはかる。
 懲(過ちを繰り返さないようにこらしめる)の過(罪)を掃(はらう)ことを遍(もれなくいきわたらせる)薀(奥義)の記である。

『城』1528。

2014-02-07 06:11:58 | カフカ覚書
「測量師さん」と、お内儀が言った。「そんな質問ばかりしていて、こちらは、うんざりさせられますよ。

 測量師さん/Herr Landvermesser→Heer Landvermissen/大群、土地を失ったことに気付いた人。
 このような/solchen→Sol/太陽を暗示。

☆「測量師さん(大勢の死んだ人たちでもある土地を失ったことに気付いた人)」と、お内儀(言葉)は不平を言った。
 太陽(太陽神/Sol)の質問には、こちらは疲れ果ててしまいます。

*太陽と月/日蝕の輪を死の入り口、ハローは仮の死の入り口と考えている節がある。ちなみに北極星は現世と来世の転換点という構図。