続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

雪かき。

2014-02-16 07:13:55 | 日常
 大雪は町全体を真っ白に被ってしまった。美しいと思うより先に通路の確保に懸命にならざるを得ない事情はどこも同じで、大抵の家の者は雪かきに追われてしまう。

 
 多少の小競り合いがある。自分勝手を身上とするするような人は譲り合うという美の精神とは無縁らしく、ブツブツ文句を言っている。で、相手にも言い分はあるという風だから、雪より堅いしこりが残り、雪解けよりも長く尾を引いてしまう。
 対岸の火事・・・。

 我家はたまたま南向き、陽が照れば即消えてなくなる立地である。
「こちらにどうぞ」と声を掛けたら、どんと来た。それはともかくとして、では、と言うわけで、隣家のブロック沿いにもドンと道路の雪を積み、本来何もしなくても解けるはずの前回の雪の上に今回の雪が重なってしまった。

 いずれは解ける雪である。

 当方はともかく、隣家は雪かきなど不要であるにもかかわらず、寄せ集められ積まれた雪をどう思っているだろう。

「お互い様」の精神で行くしかないし、そうあるべきだと思う。

 
 大雪は景色全体を覆い隠すが、思いがけず様々な心情を露呈させることもある。
 
 雪かき・・・何よりも転倒事故など怪我のないように無事な雪解けを待ちたい。
♪歩きはじめた みーちゃんが 赤い鼻緒のじょじょ履いて おんもへ出たいと待っている♪ 春は待ち望まれるから、あんなに桜が美しいのかもしれない。

『ポラーノの広場』241。

2014-02-16 07:02:46 | 宮沢賢治
わたくしがそっちを見ますとその顔はひっこんで扉はしまってしまひました。中では今度は山猫博士の馬車別当が何か訊かれてゐるやうす、


☆現われる信仰の秘(秘密)を注(書きしるす)。
 太陽の平(平等)を吐く(言う)旨(考え)である。
 罵り蔑む党(仲間)の過(あやまち)は甚(ひどい)。

『城』1537。

2014-02-16 06:46:27 | カフカ覚書
 Kは、お内儀のおどし文句をすこしも怖ろしいとおもわなかったし、彼のこころをとらえようとして相手がしきりにちらつかせる希望という言葉にも食傷するだけだった。


☆お内儀(言葉)のおどしにも怖れることはなかったが、それを受け止め、捜し求めるハロー(死の入り口)にも困窮していた。