続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

決戦の日。

2014-02-12 06:45:07 | 日常
 友人に電話をすると、
「9日の日曜日は、息子が早起きをして雪掻きをしたわ、それも一日中って言っていいほど・・・車道に出るまでの距離を。」
「大変だったけど、息子さんがいて大助かりね」
「そうなの。息子はバイクで通っているから、どうしても通りまでを空けたかったの。でも、帰宅するなり、『怖かった!』って・・・高速道路が怖かったらしいわ。だから今朝はバイクを置いての出勤になったの。」

 無事に帰って来て本当に良かったわ。・・・。雪道というより凍結した道の怖さは、一瞬ですものね・・・ほんの一瞬の地獄。


 息子夫婦がそれぞれ二人の子供を乗せて保育園まで走らせる自転車・・・どうか転びませんように!って祈る気持でいる。心配を電話で告げるのも気が引ける。忙しい最中、本人たちがいちばん神経を尖らせている事情なのだから。


「ほんとうにね、無事に帰ってきてくれれば、それで充分よね。」友人への返事にも実感がこもって、話しているうちにも胸がいっぱいになってしまった。
 家に閉じこもっていればいいだけの年配者という境遇・・・何か申し訳ないような、さりとて外へ出て転倒すれば迷惑をかける。そういえば近所の90才を越えたOさん、ある日のけぞるように転んだので「大丈夫?」って声を掛けたら「今日はうまく転べた」って・・・ただただ恐れ入ってしまったことがある。

それにしても、大雪の翌日は、「決戦の日」でもある。

『ポラーノの広場』237。

2014-02-12 06:35:12 | 宮沢賢治
突然わたくしは頭がしいんとなってしまひました。隣の室でかすかなすゝり泣きの声がしてそれからそれは何とかだっ、叫びながらおどすやうに足をどんとふみつけてゐるのです。


☆訥(口が重い)前(過去)の闘(あらそい)には、倫(人の行うべき道)を質(問いただす)。
 究(つきつめる)章(文章)の化(形、性質を変えて別のものになる)教(神仏の教え)が、則(手本)である。

『城』1533。

2014-02-12 06:21:43 | カフカ覚書
それにしても、あなたは、調書とか、秘書さんとか、村にかんする記録簿とか言ったものがもっている意義をすっかりご存じなのでしょうか。たとえば、秘書のモームスさんがあなたに尋問なさるということがどういうことである果、和かっていらっしゃるのでしょうあk。ひょっとしたら、と言うより、たぶん、モームスさん自身も、それをご存じないでしょう。


☆あなたはこの来世の登録と言った記録の、秘密の大群(大勢の死んだ人たち)の異議を完全に知っているでしょうか。
 たとえば秘密の大群(大勢の死んだ人たち)があなたを尋問なさるということがどういうことを意味するのかご存じですか。
 ひょっとしたら、それでなければ、多分、秘密の大群(大勢の死んだ人たち)自身も、分かっていないのです。