続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

雪、雪、また雪。

2014-02-09 06:13:06 | 日常
 降り積もる雪、一面の雪景色。

 今朝はすでに解ける音がポツポツと間を置かず重なり合って聞えている。近所のどなたかは夜も明けきらぬ時刻から雪掻きをしているらしき物音がする。戸を開けてもいいけどまだまだ寒いし、雪を積み重ねておくよりもそのままにしておいたほうが早く解ける、太陽さえ昇ってくるならば・・・と、思うのは、今回が初めて。
 数年前の大雪の時には誰よりも早く前の道路の雪を払ったもを覚えている。結局、年をとり転倒を危惧し、いい訳をしているだけかもしれない。

 雪が降ってはしゃぐ気持を隠している。希に見る雪景色は感動ものだし、一変した風景の純白には心躍るものがある。でも、秘かに思っているだけの話で、現実になれば歩行さえ危うい。危険をいっぱい孕んだ雪景色の怪しさである。

『ポラーノの広場』234。

2014-02-09 05:58:59 | 宮沢賢治
わたくしはひとりでかんがへてぞっとして眼をひらきました。(あゝあのときなぜわたくしはそのまゝうちへ帰ってねむったらう、なぜそんなわたくしが立っても居てもゐられないはずの時刻にわけもわからない眠りかたなどしてゐたらう。それにあのやさしいうつくしいロザーロがいま隣りの室でおどされたり鎌などかけられたりしてゐるのだ。)わたくしはたまらなくなってその室のなかをぐるぐる何べんもあるきました。


☆幻(まぼろし)の鬼(死者)を留める嘘(実体がない)を字で告げる。 
 眠(目を閉じて休む=死)の倫(仲間)は悉(すべて)連/つながっているが、悉(すべて)仮のことである。
 

『城』1530。

2014-02-09 05:44:54 | カフカ覚書
それに、こんなことは、あなたがご自分の希望と呼んでいらっしゃることにとっても必要なことかしら。あなたは、たとえクラムが顔も見てくれず、耳もかしてくれなくてもいいから、とにかうクラムのまえで話をする機会が得られたら、それで満足できるだろうと、ご自分で言明なさったじゃありませんか。


☆それに、こんなことは、あなたがハロー(死の入り口)と名づけたことにも必要ですか。注視も傾聴もなく、それでもクラム(氏族)のまえで話す機会を得られたら、それで満足できるだろうと、自分自身で言明なさったじゃありませんか。