続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

月は何でも知っている。

2014-02-17 06:57:21 | 日常
 雪の日の茶番、事故、惨事、絶え間なく降る雪の重みにすっかり疲れてしまった沈滞。

 明け初めたAM6:00の残月(18日)・・・空の上から笑っているかもしれない、(否)胸を痛めて泣いているに違いない。

『ポラーノの広場』242。

2014-02-17 06:48:08 | 宮沢賢治
たびたび、何か高声でどなりつけるたびに馬車別当のおろおろした声がきこえてゐました。わたくしはその間にすっかり考へをまとめようと思ひましたが、何もごちゃごちゃになってどうしてもできませんでした。


☆禍(不幸)な荒(でたらめ)を償い、罵(大声で悪口を言う)を謝び、蔑(見下すこと)を倒(ひっくりかえす)。
 傷(悲しみ)を看(見守る)講(はなし)を、詞(言葉)で荷(ひきうける)。

『城』1538。

2014-02-17 06:23:02 | カフカ覚書
クラムは、はるか遠いところにいた。お内儀は、かつてクラムを鷲になぞらえたことがあった、Kは、そのときは滑稽におもったが、いまはもうそうおもえなかった。考えれば、クラムという人物は、遠くかけはなれたところにいて、その住居をおそうことができないし、Kはまだ一度も聞いたことがないが、もしかして叫び声をあげるとこ以外はだまったままでいるのかもしれない。

 叫ぶ/schreien→schlafen/眠る。
 鷲/adler→Odland/荒地。

☆クラム(氏族)は、はるか遠くに存在していた。お内儀(言葉)はクラム(氏族)を先祖の荒地に比較したことがあった。
 Kは復讐と思ったが、今はそう思えなかった。考えると、遠くかけはなれたところにいて、攻略できないほど堅固な住まいでひょとしたら眠る(永眠)以外は、決して聞いたことはないが黙ったままなのかもしれなかった。