続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『北久里浜桜まつり』

2014-04-06 06:50:34 | 日常
『北久里浜桜まつり』へ享子さんと出かけてみた。いい日和にもまして満開の桜の下、どっと繰り込んだ人並みの凄さは、すれ違うのも大変なほどの混雑。

「なんかさぁ、こんなに人がいっぱいなのって久しぶりだね」
「うん、なんか楽しいね」

 子供に返ったような能天気さで公園内にぎっしり並んだフリーマーケットを覗きながら歩いた。お買い物大好きな享子さんは、ひたすら面白がってしっかり見て行くので公園内を一巡するだけで二時間もかかってしまった。
 舞台では楽団の演奏、フラダンス・・・etc、次々に披露されている。浮き浮き感満載の公園広場。

 疲れ果てたころ、「あら、これ見て~」というので振り向くと、<きらきらマグネット/一コ50えん>の幼い字の張り紙がある。
(こんなの増やして、ついこの間、処分したばかり。でも留守番らしき女の子の頭を被うほどの大きなリボンがかわいい)

「リボン可愛いわね」と声を掛けたら、「これカチューシャに付けたんです」と外して見せてくれた。リボンはキレイな紙を折りたたんで既成のカチューシャに止め付けただけのもの。(明治の女学生のものではなく、まるでアリス)

「ここにあるものも、わたしが作りました」(び、びっくり!お留守番じゃなかったのね)
 年端もいかない女の子・・・10才くらいか。きらきらビーズをペットボトルの蓋に張り付け、中にはマグネットを粘土で固定してある。作るのも、売るのも、座っているのも楽しいといった感じの可愛い女の子(呆然)まるで不思議の国のアリス!!


 フリーマーケットは楽しい!品物を包んでくれた英字新聞の手作りバックにも感動。
 桜の一日を満喫。
「また今度、機会があったら来ましょう」と言ったら、
「秋にはないのかしら」と、来る気満々の享子さん。
「またね」(高齢者ゆえ)何時まで来れるか分からないけど、いろいろ忘れて楽しくいきましょう。これからもよろしくネ。

『ポラーノの広場』288。

2014-04-06 06:35:50 | 宮沢賢治
わたくしはまるでほくほくしてしまひました。あのイーハトーヴォの岩礁の多い奇麗な海岸へ行って今ごろありもしない卵をさがせといふのはこれは慰労休暇のつもりなのだ。


☆眼(要点)の照(普く光があたる=平等)は太(最も尊い)。
 鬼(死者)の霊界を含んだ講(はなし)であり、魂を覧(見渡す)意(思い)を露(現わし)究(つきつめる)化(教え導くこと)である。

『城』1585。

2014-04-06 06:19:06 | カフカ覚書
「いや、怒っているわけじゃない」と、Kは言った。彼のいらいらした気持は、こんどは彼自身に鉾先をむけてきた。
「きみに腹をたてているんじゃない。こんな大事な用件を頼むのにきみのような使者しかいないことが、われながら心細い気がしてならないんだ」


☆「きみに腹をたてているわけじゃない」と、Kは言い、彼の動揺は彼自身に向けられたものだった。「そうじゃない、重要な事柄(死)を頼むのに、先祖のこのような小舟しかないことが、わたしを非常に不快にしているんだ」