続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

鳥。

2014-04-14 07:04:34 | 日常
 ツバメがけたたましいほどに鳴いている。あんなに鳴き続けていたら、そのためだけでも大変な労力を使い果たしてしまうのではないかと不安になってしまう。
 一体何を知らせたくてあんなに鳴いているのだろう。
 ムクドリやヒヨドリが多いこの一帯、ツバメは身体を張って縄張りを主張しているのだろうか。

 カラスがゴミ集積場を荒らす、そのおこぼれをスズメが突っつく。それ(スズメ)を傍らで猫が狙う。

 トンビがカラスを襲うかと思えば、カラスがトンビを追いかけていることもある。

 平和に見える鳥の世界も生き抜くためには、喰うか喰われるかの厳しい日常に違いない。

♪あの空を飛べたら~♪ ♪この大空を飛んでいきたいな~♪ 鳥にしてみれば、呑気極まる歌かもしれない。(死ぬまで飛び続ける生活なんて苦労の連続、地上で安穏に眠ってみたい)と、歌っているのかもしれない。

 それでも人は夢見る、自由に束縛もなく、空高く浮遊する夢を雲の彼方に夢想する。
 解き放たれる・・・すべての約束を放棄して夢の中の住人のように浮力を持って宇宙の旅人になれたなら・・・。


 鳥と人間の共存、鳥があんなにけたたましく鳴き声をあげているのは、人間への対抗心だろうか。そんなはずはないと高をくくっている人間の油断。げに恐ろしきは、人としての高慢。
 鳥の飛行や鳴き声に癒されている日常を思えば、今を生きる仲間として愛しくもある鳥の存在である。

『ポラーノの広場』297。

2014-04-14 06:41:59 | 宮沢賢治
その六十里の海岸を町から町へ、岬から岬へ、岩礁から岩礁へ、海草を押葉にしたり、岩石の標本をとったり、古い洞穴や模型的な地形を写真やスケッチにとったりしてそしてそれを次々に荷造りして役所へ送りながら二十幾日の間にだんだん南へ映って行きました。


☆謀(悪事を働く)を重ねる裏には悔みが含まれている。重ねて懲(過ちを繰り返さないようにこらしめる)公(正しい)考えを含ませている。
 照(普く光があたる=平等)の願いの章(文章)が解(ばらばらに)総(おさめてある)、奥が要である。
 眼(要点)の釈(意味を解き明かし)表す翻(形を変えて作り変える)を個(ひとつひとつ)導き、欠(たりないところ)を模(似せて作り)継(つないでいる)。
 適(当てはまる)字を系(つなぎ)視野を審(つまびらかにする)。
 弐(二つ)を課(割り当てる)象(かたち)の益(効果がある)。
 諸(もろもろ)を総(まとめ)、字の自由な記(かきとどめること)を化(形、性質を変えて別のものになる)で現わし納める異(普通とは違った)講(はなし)である。

『城』1593。

2014-04-14 06:29:42 | カフカ覚書
たぶん、いつかそれ相応のお礼をする機会があるだろう。それともいますぐにでもおれがかなえてやれるような希望でもあるかね」
「たしかにお言いつけをはたしましょう」


☆多分、相応の事情があるのだろう。あるいはひょっとして今すぐ叶えてあげられるような先祖の希望はあるかね」
 「実行いたしましょう」と、バルナバス(北極星の化身)は言った。