続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

できるだけ・・・。

2014-04-24 06:48:21 | 日常
 もうダメかもしれない・・・、もう後がない、そんな思いに駆られる67才。
 生かされている今の自分に甘えないで出来ることをする。そう心に誓っても生来の怠け癖に加えて膝痛のため動作が著しく鈍い。(よいしょ)と立ち上がるまでに(もしかしたら痛みが走るのではないか)という危惧のため躊躇する時間が長い。(今、立たなくても後で他の用と一緒に)と、思い止まってしまう。
 為すことすべてが緩慢であり、省いてしまうことも多々ある。結果、驚きの埃に遭遇する。掃除機の中のこの埃の量は何だ・・・。〔掃除は上から〕の鉄則も忘れがちだから棚の上の埃などは、いつも気がかり。

 ただ、外出の前には掃除をするという習性があるので(生きて帰らないかもしれないという不安心理)、外出の前日には比較的ホコリを払うようにしている。だから、外出には相乗効果が期待できるおまけも。

 出掛けよう! 医師からは「あなたの場合、運動と減量ですね」と言われている。
 思い切って出掛ける、無理にも出掛ける。
 
 閉じこもり息を潜めているのが一番安心気楽なわたし、それではいけないと鞭打っている。

 他力本願、自主性の希薄、どこまで他人様についていかれるか甚だ心もとないけれど、今年だけは、今回だけはと細い糸にすがりつくような気持で美術館や博物館の公共イベントの出かけている。
「あのおばさん、また来ているわ」(ちょっと辛いものがある)どうか見逃して下さい。もうすぐ消えてなくなりますから、《あと少し、もう少し》叱咤激励している。


 博物館のイベントで同行者に「最近博物館のイベントに参加するようになったの」と言ったら、「あらいやだ、あなたを十年前から知っているわよ」と笑われてしまった。驚愕の事実・・・気がつかなかったけれど、この傾向は十年物だったなんて!ブツブツ同じこと十年も言っていたなんて進歩がない。「どこにいってもあの人いるわね」なんて陰口叩かれているかも。
 それでも、できるだけ・・・もう少しですから勘弁して下さい。

『ポラーノの広場』307。

2014-04-24 06:40:35 | 宮沢賢治
ところがホテルへ着いて見ると、この暑いのに窓がすっかり閉めてあるのです。室へ通されてみると仲々むし暑いのでわたしは給仕に


☆鬼(死者の魂)の願いを書く。双(ふたつ)を並べ、悉(ことごとく)二つの衷(心の中)を注/書き記し、諸(諸)を究(つきつめる)志(考え)である。

『城』1603。

2014-04-24 06:23:28 | カフカ覚書
お世辞ぬきで言うが、なにか望みを言ってくれたら、おれの頼んだ使いの仕事の首尾についていくらか安心できるのだが」
 バルナバスは、最初はだまっていたが、やがて、姉と妹からあなたによろしくということでした。


☆自由に言わせてもらえば、わたしの小舟の天命に関して少しでも安心できるのだけれど。バルナバス(北極星の化身)は最初は内々に留めていたが、やがて彼に言った。わたしの仲間があなたを重要人物だといっていました。