続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『飯島晴子』(私的解釈)谷水のみ。

2021-07-04 07:25:25 | 飯島晴子

   谷水のみ葱一本のおそろしき

 谷水のみ(谷水飲)はコク・スイ・インと読んで、克、遂、姻。
 葱一本のおそろしき(葱一本恐)はソウ・イツ・ホン・キョウと読んで、送、一、奔、況。
☆克(十分)に遂(やりとげた)姻(嫁入り)を送(見送り)、一(もっぱら)奔(思いのままに送る)況(ありさま)である。

 谷水のみ(谷水飲)はコク・スイ・インと読んで、国、衰、因。
 葱一本のおそろしき(葱一本恐)はソウ・イツ・ホン・キョウと読んで、総、逸、叛、驕。
☆国が衰える因(もと)は、総て逸(隠れた)叛(さからう/謀反)や驕(おごり)である。

 谷水のみ(谷水飲)はコク・スイ・インと読んで、古句、出、隠。
 葱一本のおそろしき(葱一本恐)はソウ・イツ・ホン・キョウと読んで、操、逸、翻、器用。
☆古句を出して隠す。
 操(上手にさばいて)逸(隠す)。
 翻(形を作り変えて移す)、器用なことである。