荒谷の身におぼえなき白障子
荒谷はコウ・コクと読んで、狡、告。
身にぼえなき(身覚無)はシン・カク・ムと読んで、審、確、務。
白障子はハク・ショウ・シと読んで、白、肖、詩。
☆狡いという告(訴え)があった。審8ただしいかどうかをつまびらかにし)確かめる務めを白(申し上げ)。肖(似せて作る)詩(うた)がある。
荒谷はコウ・コクと読んで、講、告。
身におぼえなき(身覚無)はシン・カク・ムと読んで、真、書く、謀。
白障子はハク・ショウ・シと読んで、博、章、詞
☆講(話)を告げ、真を書く。
謀(はかりごと)が博(大きく広がる)章の詞(言葉)がある。
荒谷はコウ・コクと読んで、洪、哭。
身におぼえなき(身覚無)はシン・カク・ムと読んで、浸、覚、夢。
白障子はハク・ショウ・シと読んで、迫、笑、止。
☆洪(大水)に哭(大声で嘆き悲しむ)。
浸(水がしみ込み)、覚(目が覚める)夢で迫(苦しんだ)。
笑止(気の毒であり、ばかばかしくて笑ってしまう)である。打止め打止め
荒谷はコウ・コクと読んで、広、告。
身におぼえなき(身覚無)はシン・カク・ムと読んで、審、確、務。
白障子はハク・ショウ・シと読んで、白、照、試。
☆広告を審(正しいかどうかを明らかにし)確かめる務めを白(申し上げる)。
照(てらしあわせること)を試みる。