続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『飯島晴子』(私的解釈)遅れて着く。

2021-07-22 06:57:40 | 飯島晴子

   遅れて着く花粉まみれの人喰沼

※遅れて着いた華やかな扮(装い/身繕い)ばかりの甚句ショー。

 遅れて着くはチ・ジャクと読んで、置、雀。
 花粉まみれ(花粉塗)はカ・フン・トと読んで、窠、粉、杜。
 人喰沼はジン・ク・ショウと読んで、人、苦、笑。
☆置(据えた)雀の窠(ねぐら)を粉(細かく砕く)杜の人の苦笑。

 遅れて着くはチ・ジャクと読んで、質、惹。
 花粉まみれ(花粉塗)はカ・フン・トと読んで、歌、奮、都。
 人喰沼はニン・ク・ショウと読んで、忍、句、象。
☆質(内容)に惹かれる歌に奮(ふるい立つ)。
 都(雅で美しいこと)を忍ぶ句(言葉)の象(すがた)がある。

 遅れて着くはチ・チャクと読んで、痴、著。
 花粉まみれ(花粉塗)はカ・フン・トと読んで、過、憤、徒。
 人喰沼はジン・ク・ショウと読んで、訊、苦、匠。
☆痴(おろか)が著(明らかになる)過(あやまち)に憤る。
 徒(門人)を訊(問いただし)苦(にがにがしく思う)匠(学術・芸術上で優れた人)がいる。

 遅れて着くはチ・チャクと読んで、遅、着。
 花粉まみれ(花粉塗)はカ・フン・トと読んで、荷、憤、途。
 人喰沼はジン・ク・ショウと読んで、甚、苦、障。
☆遅れた着荷に憤る。
 途(途中)の甚(はなはだしい)苦(にがにがしく思う)障(さえぎる/邪魔→渋滞)があった。