紅葉に臓腑を低く谷の人
恍惚恍惚はコウ・ヨウと読んで、更、容。
臓腑を低くはゾウ・フ・テイと読んで、増、風、綴。
谷の人はコク・ニンと読んで、克、認。
☆更(入れ替えて)容(おさめ)、増やす風(やり方)で綴り、克(十分)に認(納得、見分ける)。
紅葉はコウ・ヨウと読んで、恍、妖。
臓腑を低くはゾウ・フ・テイと読んで、像、婦、態。
谷の人はコク・ニンと読んで、酷、人。
☆恍(うっとりする)妖(なまめかしい)像(すがた)の婦(夫人)の態(ありさま)に酷(容赦なく厳しい)人がいる。
紅葉はク・ヨウと読んで、句、要。
臓腑を低くはゾウ・フ・テイと読んで、造、腑、偵。
谷の人はコク・ニンと読んで、告、任。
☆句の要(かなめ)を造るには、腑(心の中)を偵り告げて任(委ねる)。
紅葉はク・ヨウと読んで、供、養。
臓腑を低くはゾウ・フ・テイと読んで、増、譜、逓。
谷の人はコク・ジンと読んで、酷、尽。
☆供養を増(加えること)は譜(代々引き続く)。しかし、
逓(次第に変化する)酷(きびしさ)に尽(無くなっていく)。