楪や顎に醜い風がつく
楪はチョウと読んで、鳥。
鳥の顎は顎に醜いはガク・シュウと読んで、顎、襲。
風がつく(風付)はフウ・フと読んで、封、怖。
☆鳥は顎から襲う。封(閉じていても)怖い。
楪はチョウと読んで、彫。
顎に醜いはガク・シュウと読んで、額、蒐。
風がつく(風付)はフウ・フと読んで、風、富。
☆彫(模様を刻み付けた)額を蒐(探し求める)。
風(趣)が富(ゆたかになる)。
楪はチョウと読んで、超。
顎に醜いはガク・シュウと読んで、学、師友。
風がつく(風付要)はフウ・フと読んで、夫、婦。
☆超(とびぬけて優れている)学(研究する)師友の夫婦がある。
楪はチョウと読んで、調。
顎に醜いはガク・シュウと読んで、学、習。
風がつく(風付)はフ・フと読んで、普、諷。
☆調べて学習し、普く諷(そらんじている)。
※この句に戸惑ったのは、醜という文字のせいかもしれない。醜はシュウと読んで、雌雄。楪には雌雄ともに蕚、花弁はない。だから直接、葉に風が付くという意味だろうかと。