続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『飯島晴子』(私的解釈)男らの。

2021-09-12 06:14:39 | 飯島晴子

   男らの紅く飼はるる裏山あり

 男ら(男等)はダン・トウと読んで、団、陶。
 紅く飼はるるはコウ・シと読んで、工、氏。
 裏山あり(裏山有)はリ・サン・ユウと読んで、離、散、憂。
☆団(団体)は陶工の士(一定の資格を持った人)の離散を憂いている。

 男ら(男等)はダン・トウと読んで、男等。
 紅く飼はるるはコウ・シと読んで、荒、私。
 裏山あり(裏山有)はリ、セン・ユウと読んで、利、千、有。
☆男等の荒(でたらめな)私利(自分だけの利益)が千(たくさん)有る。

 男ら(男等)はナン・トウと読んで、南、東。
 紅く飼はるるはコウ・シと読んで、光、視 
 裏山あり(裏山有)はリ・サン・ユウと読んで、璃、燦、有。
☆南東の光を視(気をつけてみると)璃(宝石のような)燦(煌めき)が有る。

 男らの(男等)はダン・トウと読んで、暖、冬。
 紅く飼うはるるはコウ・シと読んで、乞う、私。
 裏山あり(裏山有)はリ・サン・ユウと読んで、罹、惨、有。
☆暖冬を乞う(願う)。
 私には罹(病気にかかる/風邪をひく)惨めが有る。