続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『飯島晴子』(私的解釈)夏暁の。

2021-09-26 06:10:45 | 飯島晴子

   夏暁のみにくき人を憶ひけり

 夏暁はカ・ギョウと読んで、化、業。
 みにくき(見難)はケン・ナンと読んで、験、軟。
 人を憶ひけりはジン・オクと読んで、訊、臆。
☆化(形、性質を掛けて別のものになる)業(努力してする仕事)を験(調べる)。
 軟(しなやか)に訊(問いただし)臆(推しはかる)。

 夏暁はゲ・ギョウと読んで、解、形。
 みにくき(見難)はケン・ナンと読んで、兼、何。
 人を憶ひけりはニン・オクと読んで、認、億。
☆解(バラバラに離れる)形を兼ねる。
 何かを認(見分け)億(思いを巡らす)。

 夏暁はカ・ギョウと読んで、荷、仰。
 みにくき(見難)はケン・ナンと読んで、検、納。
 人を憶ひけりはニン・オクと読んで、任、措く。
☆荷を仰ぎ検(調べ)納める任(務め)を措く(動作、状態を継続させる)。

※夏暁、夏の夜明けは早い。夜遅くまで熱中して仕事に励んでいるあなたは恐らく、この夜明けの清々しさを知らないのではないか。そんなあなたのことを憶っている。