雉子山に逢ふ朝雨の人なりし
雉子山はジ・シ・サンと読んで、自、死、惨。
逢ふ朝はホウ・チョウと読んで、放、長。
雨の人はウ・ジンと読んで、迂、尋。
☆自死は惨めである。
放(送り出す)長(年長の人)は迂(遠回り)に尋(聞きただす)。
雉子山はジ・シ・サンと読んで、慈、姿、産。
逢ふ朝はホウ・チョウと読んで、朋、眺。
雨の人はウ・シンと読んで、有、心。
☆慈(いつくしむ)姿の産(子供を産んだ)朋(友達)を眺めると、有心(情緒)がある。
雉子山はジ・シ・サンと読んで、寺、祠。
逢ふ朝はホウ・チョウと読んで、宝、彫。
雨の人はウ・シンと読んで、烏、神。
☆寺の祠にも燦(きらきら光る)宝の彫(彫り物)の烏(カラス)の神がある。
※明治新政府は神仏分離令により寺と神社の区別がつけられたが、神仏混合時代の名残は完全には失われていない。
烏…八咫烏は太陽の中に棲む霊力を持つ烏)