続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『飯島晴子』(私的解釈)火の中にゐる。

2021-09-13 07:20:39 | 飯島晴子

   火の中にゐる高齢の玉葱たち

 火の中にゐる(火中居)はカ・チュウ・キョと読んで、訛、抽、去。
 高齢はコウ・レイと読んで、行、礼。
 玉葱たち(玉葱達)はギョク・ソウ・タチと読んで、漁区、争、達。
☆訛(まちがい)を抽(抜き出し)去(なくす)行いは礼(人が守るべき正しい行い)である。
 漁区(量をすることが認められた区域)を争う達(意向を伝える)。

 火の中にゐる(火中居)はカ・チュウ・キョと読んで、化、注、拠。
 高齢はコウ・レイと読んで、交、例。
 玉葱たち(玉葱達)はギョク・ソウ・シツと読んで、玉、想、質。
☆化(形、性質を変えて別のものになる)を注(書き記す)拠(よりどころ)は、交わる例(たぐい)の玉(優れた)想(考え)の質(内容)である。

 火の中にゐる(火中居)はカ・チュウ・キョと読んで、過、誅、許。
 高齢はコウ・レイと読んで、慌、戻。
 玉葱たち(玉葱達)はギョク・ソウ・タツと読んで、漁区、艘、達。
☆過(あやまち)の誅(罪を責めとがめること)を許(認める)。
 慌(狼狽え)戻る漁区の艘(ふね)が達(複数)ある。


D『螺旋のある円盤』

2021-09-13 06:55:45 | 美術ノート

   『螺旋のある円盤』
 7枚の不ぞろいの紙製円盤が青色の紙製円盤の上に取り付けされ厚紙の上に固定されている。
 
 何の変哲もない円盤の集合である。それぞれが異なる様相の内容をもった紙製円盤、明らかに相違がある。
 螺旋は奥行き、世界を暗示している、それぞれの深さ、それぞれの世界を持つ紙製円盤である。それらが一つの厚紙(世界)に収まっている。

 違和感、一致の術がない。
 ただ回転という時空を起こせば、一つになることは容易に想像できる。
 それぞれも個々回転すれば平面と化す。
 それぞれを固定した厚紙を回転させれば、それぞれは一枚の円形の平面になる。

 異なるものを回転(エネルギー)をもってすれば一つに融合することが可能であり、異なることと、同じ(画一的)になることは、こんなにも滑らかな共有を見せる。見ること、視覚の変移は時空を揺り動かしている。


 写真は『DUCHAMP』 www.taschen.comより


『水仙月の四日』6。

2021-09-13 06:37:06 | 宮沢賢治

 お日さまは、空のずうつと遠くのすきとほつたつめたいとこで、まばゆい白い火を、どしどしお焚きなさいます。
 その光はまつすぐ四方に発射し、下の方に落ちてきては、ひつそりした台地の雪を、いちめんまばゆい雪花石膏の板にしました。

 白い火…ハク・カと読んで、魄、過。
 四方は死亡。
 下の方…カホウと読んで果報/前世における善悪の行いが原因となってその結果として現世で受ける報い)
 台地…大智(非常に優れた知恵/仏の知恵)
 雪花石膏…セツ・カ・セッコウと読んで、説、化、拙稿。
 板はバンと読んで、挽。
☆お日さま(太陽)は、魄(たましい)の過(罪・咎)をどしどし燃やします。
 その光は死亡(死人)に向けられ、果報を落としてはひっそりとした大地(仏の知恵)で説(物語/話)である化(形、性質を変えて別のものになる)の拙稿で挽(人の死を悼みました)。