紅梅にかたいけむりを遣りにけり
紅梅はコウ・バイと読んで、乞う、狽。
かたいけむり(硬煙)はコウ・エンと読んで、講、演。
☆乞う(頼まれて)狽(慌てて)講演を遣(いたしました)。
紅梅はコウ・バイと読んで、考、倍。
かたいけむり(硬煙)はコウ・エンと読んで、講、掩。
遣りにけりはケンと読んで、兼。
☆考えを倍(何度か加える/多くする)講(話)である。
掩(隠して)兼(二つ以上のものを併せ持っている)。
紅梅はコウ・バイと読んで、洪、黴。
かたいけむり(硬煙)はコウ・エンと読んで、恒、怨。
遣りにけりはケンと読んで、嫌。
☆洪(大水)で黴(かび)がでる恒(つね)。
怨(恨めしく思い)嫌(いやになる)。
紅梅はコウ・バイと読んで、恍、唄。
かたいけむり(硬煙)はコウ・エンと読んで、好、艶。
遣りにけりはケンと読んで、兼。
☆恍(うっとりする)唄が好きである。
艶っぽさも兼ねている。