続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『飯島晴子』(私的解釈)六月や。

2021-09-15 07:21:10 | 飯島晴子

   六月や白き羽毛を身にもどし

※梅雨寒である。

 六月はロク・ガツと読んで、麓、月。
 白き羽毛はハク・ユウ・モウと読んで、薄、有、望。
 身にもどし(身戻)はシン・レイと読んで、森、嶺。
☆麓の月が薄く有(存在している)。
 望(遠くを見る)森の嶺(山の頂)である。

 六月はロク・ガツと読んで、録、合。
 白き羽毛はハク・ウ・モ及んでウと読んで、白、迂、猛。
 身にもどし(身戻)はシン・レイと読んで、真、励。
☆録(書き記して)合わせる、と白(申し上げる)。
 迂(遠回り)に猛(激しく)真(まじめに)励(力を尽くしている)。

 六月はロク・ガツと読んで、碌、合。
 白き羽毛はハク・ウ・モウと読んで、白、有、亡。
 身にもどし(身戻)はシン・レイと読んで、審、零。
☆碌(役にたたないさま)の合(太陽と惑星が同一方向にある状態)は、白(何もない)。
 有(存在する)が、亡(逃げて姿を隠す)。
 審(つまびらかにする)と、零(ゼロ)である。


D『与えられたとせよ:(1)落ちる水、(2)照明用ガス』

2021-09-15 06:59:08 | 美術ノート

   『与えられたとせよ:(1)落ちる水、(2)照明用ガス』

 このタイトルは何だろう…存在の原初を考えるにつき、落ちる水と照明用ガスは与えられていたという前提から始めねばならない、という。

 たしかに、水地球であり、落ちるとは、重力である。照明用ガスは光と空気を指し、太陽の足下の地球が生物(人間)の根幹であり、落ちる水と照明用ガスは既に与えられている時点から始める、あるいは遡ってみようという実験である。

 煉瓦で縁取られた入口、すでに上部は曲線になっており(キー・ストーン)で抑えるというデータは準備されている。木材の使用、伐採から加工まで、そして留め具(釘)の付いた板戸は、生活を守る必須である。

 長い時間を経たらしい手垢、部分の劣化、継ぎはぎの修正。人の眼の高さには覗き穴も確認できる。
 人が人として立つ必要かつ十分条件の提示である。


 写真は『DUCHAMP』 www.taschen.comより


『水仙月の四日』8。

2021-09-15 06:43:47 | 宮沢賢治

こいつらは人の眼には見えないのですが、一ぺん風に狂い出すと、大地のはづれの雪の上から、すぐぼやぼやの雪雲をふんで、空をかけまはりもするのです。

 風に狂う…風はフと読んで、腑。狂はキョウと読んで、供。
 台地のはづれの雪の上…台地はダイチと読んで、大智、雪の上…説(話)の定(そのとおり/心を集中させること)。
 雪雲…説(話)。雲はウンと読んで、薀。
☆こいつら(大神)は人の眼には見えないのですが、一ぺん腑(心の中)を供(差し出す)と、大智(仏の知恵)により定(その通り)に、薀(奥義)を踏まえて、空中を駆けまわりもするのです。