続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『飯島晴子』(私的解釈)月震へ。

2021-10-13 07:22:23 | 飯島晴子

   月震へ海から上つてくる腕輪

 月震はガツ・シンと読んで、合、進。 
 海から上つてくる(海上来)はカイ・ジョウ・ライと読んで、皆、状、頼。
 腕輪はワン・リンと読んで、one、倫。
☆合わせて進む皆(すべて)の状(ありさま)は頼もしい。
 一つになれば、倫(仲間)である。

 月震はガツ・シンと読んで、合、審。
 海から上つてくる(海上来)はカイ・ショウ・ライと読んで、解、照、磊。
 腕輪はワン・リンと読んで、一、臨。
☆合わせて審(正しいかどうかを明らかにする)解(問題を解く)には照(見比べて)磊(小さなことにこだわらない)で一(ひたすら)臨む。

 月震はガツ・シンと読んで、合、真。
 海から上つてくる(海上来)はカイ・ショウ・ライと読んで、怪、証、頼。
 腕輪はワン・リンと読んで、彎、輪。
☆合(太陽と惑星が同一方向にある状態)の真、怪(疑問に思う)。
 証(裏付け)の頼(根拠)は、彎(弓なりに曲がり)輪(順番に回る)からである。


M『深淵の花』

2021-10-13 07:05:18 | 美術ノート

   『深淵の花』

 The Flowers of the Abyss…Abyss、底なし地獄、底の知れない深みの花。
 馬の鈴・・・伝説、噂etc、人の心の闇。

 どこかよく分からない場所の設定、あるようでない光景暗い闇の中に明確に形を表す馬の鈴(言い伝え、中傷、メッセージ)は花を装い、自然の理に背く形(人為的)の葉を幾枚もつけて束にしている。

 この脅威、まさしく深淵の花である。だれにも知られず秘かに増幅、増殖していく目には見えないが確かに存在する花は人工的な華やぎと輝きを固く維持してさき続けている。

 写真は『マグリット』展・図録より


『水仙月の四日』25。

2021-10-13 06:32:01 | 宮沢賢治

 雪童子は革むちをわきの下にはさみ、堅く腕を組み、唇を結んで、その風の吹いて来る方をじつと見てゐました。

 死の導師は覚(さとり)の無智をわきの下にはさみ、堅く腕を組み、唇を結んで、その風(教え)の来る方をじっと見ていました。
 無知の知を悟る、すなわち、心を空にして…。

 狼どもも、まつすぐに首をのばして、しきりにそつちを望みました。

 大神たちも、まっすぐ首をのばして(首伸→主神)、しきりにそっち(主神)を望みました。

 生と死、現世と来世(冥府)の境界の話である。現世から来世への道(境界)、無を悟るということか。