続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『飯島晴子』(私的解釈)御影供や。

2022-01-05 07:09:50 | 飯島晴子

   御影供や樹木のかたちいぶかしく

 穏影供はギョ・エイ・クと読んで、魚、影、区。
 樹木はジュ・モクと読んで、聚、目。
 かたちいぶかしく(形訝)はケイ・ガと読んで、系、画。
☆魚影の区(くぎり)は聚(集まる)目の系(つながり)で画(くぎる)。

 御影供はゴ・エイ・クと読んで、護、嬰、躯。
 樹木はジュ・モクと読んで、授、沐。
 かたちいぶかしく(形訝)はケイ・ガと読んで、景、賀。
☆護(まもる)嬰(生まれたばかりの子供)の躯を授かり、沐(水を浴びる)景(ありさま)を賀(喜んでいる)。

 御影供はミ・エイ・クと読んで、三、詠、句。
 樹木はジュ・モクと読んで、需、黙。
 かたちいぶかしく(形訝)はケイ・ガと読んで、計、我。
☆三つを詠む句であり、需(必要とすること)は黙っている。
 計(もくろむ)我(わたくし)である。

 御影供はミ・エイ・クと読んで、御、影、躯。
 樹木はジュ・モクと読んで、授、牧。
 かたちいぶかしく(形訝)はケイ・ガと読んで、谿、画。
☆御影(神仏・貴人の絵像/「観音猿鶴図」)は躯(仏像の絵)を授けた牧谿の画である。(白衣観音)