山晴れてとうがんの尻白きこと
山晴れてはサン・セイと読んで、燦、星。
とうがんの尻(冬瓜尻)はトウ・カ・コウと読んで、禱、果、幸。
白きこと(白事)はハク・ジと読んで、迫、事。
☆燦(きらきら光る)星に禱(祈る)果(結果)、幸せが迫(近づく)事がある。
山晴れてはサン・セイと読んで、算、成。
とうがんの尻(冬瓜尻)はトウ・カ・コウと読んで、当、果、講。
白きこと(白事)はハク・ジと読んで、白、治。
☆算(見当をつけると)成(出来上がる)。
当(そうあるべき)果(結末)の講(話)が白(あきらかに)治(おさまる)。
山晴れてはサン・セイと読んで、惨、逝。
とうがんの尻(冬瓜尻)はトウ・カ・コウと読んで、悼、苛、慌。
白きこと(白事)はハク・ジと読んで、薄、事。
☆惨(いたましい)逝(人の死)の悼(死を悲しむ)。
苛(むごさ)に慌(うろたえる)。
薄(めぐまれない/気の毒な)事である。
山晴れてはサン・セイと読んで、三、省。
とうがの尻(冬瓜尻)はトウ・カ・コウと読んで、問う、化、更。
白きこと(白事)はハク・ジと読んで、迫、字。
☆三つを省(かえりみて)問う。
化(形、性質を変えて別のものになる)で更(入れ代わり)迫(近づく)字がある。
山晴れてはサン・セイと読んで、賛、青。
とうがんの尻(冬瓜尻)はトウ・カ・コウと読んで、鞜、歌、稿。
白きこと(白事)はハク・ジと読んで、博、示。
☆賛(たたえる)、青鞜(婦人月刊誌/平塚らいちょう)の歌稿(草稿)。
博(大きく広がること)を示(教える)。