氷室守わけなくけふの足迅し
氷室守はヒョウ・シツ・シュと読んで、費用、悉、須。
わけなくけふの(訳無今日)はヤク・ム・コン・ジツと読んで、訳、無、根、実。
足迅しはソク・ジンと読んで、速、尽。
☆費用を悉(ことごとく)須(必要とする)。
訳は無根(根拠となる事実が何もない)であり、実に速く尽(すべてを失くしてしまう)。
氷室守はヒョウ・シツ・シュと読んで、評、質、趣。
わけなくけふの(訳無今日)はエキ・ブ・コン・ジツと読んで、益、部、渾、実。
足迅しはソク・ジンと読んで、測、腎。
☆評(品定め)の質(内容)の趣(ねらい)は益(増える)。
部(区分けして)渾(すべて)の実(中身)を測(予想すること)が尽(重要)である。
氷室守はヒョウ・シツ・シュと読んで、雹、湿、珠。
わけなくくふの(訳無今日)はヤク・ブ・キンと読んで、約、捕、勤。
足迅しはソク・ジンと読んで、即、尽。
☆雹は湿(水気を含んでじめじめしている)珠(玉のように丸いもの)であり、約(およそ)捕(捉えること)勤め昵(親しむ)。しかし、即(すぐに)尽(すべて無くなる/解けてしまう)。