正体をくらましてゐる菠薐草
正体はショウ・タイと読んで、商、態。
くらましてゐる(眩居)はゲン・キョと読んで、厳、挙。
菠薐草はハ・ロウ・ソウと読んで、破、労、争。
☆商いの態(ありさま)は厳しく、挙(全て/一生懸命)破(やりぬく)。
労(力を尽くして働く)争(競い合い)である。
正体はセイ・タイと読んで、声、帯。
くらましてゐる(眩居)はゲン・キョと読んで、弦、去。
菠薐草はホウ・ロウ・ソウと読んで、封、聾、相。
☆声帯は弦(つる)であり、去(取り去ると)封(閉じてしまう)。
聾(耳が不自由な人)の相(ありさま)である。
正体はショウ・タイと読んで、章、他意。
くらましてゐる(眩居)はゲン・キョと読んで、現、拠。
菠薐草はホウ・ロウ・ソウと読んで、呆、労、捜。
☆章の他意が現れる拠(よりどころ)は呆(ぼんやりしている)。
労(力を尽くして働き)捜すことである。
正体はショウ・タイと読んで、正、大。
くらましてゐる(眩居)はゲン・キョと読んで、言、嘘。
菠薐草はホウ・ロウ・ソウと読んで、放、浪、相。
☆正しく大言(大げさに言う)、嘘である。
放浪の相(ありさま)は。