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相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!

☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

セミの一生!!

2021-08-18 15:58:21 | 昆虫
夏になるとどこからともなくミーンミーン、ジージーとたくさんの「セミ」(蝉)の独特な鳴き声が聞こえてくる。夏の暑さを助長し時には大音量でうるさいくらいである。松尾芭蕉は「閑さや岩にしみ入蝉の声」、与謝蕪村は「蝉鳴や行く人絶ゆる橋ばしら」と詠んでいる。セミは日本には約30種類( エゾハルゼミ中型、ヒグラシ中型、アブラゼミ大型、ツクツクボウシ中型、ミンミンゼミ大型、クマゼミ大型、ニイニイゼミ小型、コエゾゼミ中型、チッチゼミ小型、ハルゼミ中型など)いるようで、カメムシ目に含れ、カメムシやアメンボと同じ仲間に分類される。カメムシ目の昆虫は蛹にはならず、幼虫が羽化して成虫となる。セミはストローの様ような口を持もっていて、草や木きの汁、種類によっては他の生いき物の体液などを吸い生きている。その生き様、一生はなんとも儚いもの……。夏になるといつの間にか現れて、あっという間に消えていく。時には道端でひっくり返り、儚い一生を終えたセミの姿を、この時季になるとよく見かける。実は「セミの一生は長い!?」とも言われるそのワケとは?ポピュラーな「アブラゼミ」は夏の成虫の間に木の幹に卵を産む。セミが成虫になってからの期間は限られた短い時間しかなく、その間にセミは子孫を残す使命を負って地上に出てくるといっても過言ではない。セミが成虫になってからは、1週間位の寿だといわれるが、環境さえよければ1カ月位は生きられるともいわれている。人間をはじめカラス、猫、鳥、肉食の蜂・蟻とさまざまな外敵&天敵が多いため外で長期間生きるのはセミにとってはかなり難しい環境なのである。こうして撮影させてくれた儚くも強い一生を生き抜くセミに感謝!!(2108)
 
 
 




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「さがみの仲良し小道」で「キアゲハ」を瞬撮

2020-09-28 10:12:10 | 昆虫
相模原市南区大野台から相模台にかけて総延長5㎞に亘って「相模原の道・橋・花ーさがみはら百選―」の一つ「さがみの仲よし小道」がある。かつての「畑かん水路」を活用した緑道が現在の「仲良し小道」である。平成16年3月現在3.6kmが緑道として整備され今や地域住民のコミュニティーラインとなっている。彼岸花で彩られ始めた緑道で「キアゲハ」と遭遇、一蝶一会というラッキーさである。早速フォーカス。名の通りやや黄色っぽく、前翅の付け根が黒くなっている。日本には約240種類のチョウが平地~山地の明るい草原や湿地、樹林脇の草地に生息、公園や庭で観察できるチョウは平均で20種類程度。このチョウの幼虫はセリのほかニンジン、パセリ、ミツバなど野菜の葉も食べるので害虫扱されている。(2009)
 
 
 



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ジニアに訪れた蝶の群れにフォーカス!!

2019-09-26 08:55:15 | 昆虫

相模台小学校入口から消防麻溝分署入口、麻溝公園まで続く「遊歩道」、「散策路」がある。かつての灌漑用水路跡と思われる。そのスタート地点より少し先にしオレンジ色の「ジニアが数百輪咲いて見頃を迎え集合美を披露している。「百日草」とも呼ばれている「ジニア」は草丈は矮性から高性まで、花形は丸弁のダリア咲きから小輪のポンポン咲き、花弁がよじれるカクタス咲きなどさまざま。花名を「百日」というだけあって開花期間が長く、次々と咲き続けることから今や公園の主流の花となっている。ジニアの花粉か蜜を求めて「アゲハ」と「黄蝶」やってきてくれた。フォーカスしようと近寄ると気配を察してすぐ飛んで行ってしまうのでなかなか捉えられない。なんとかラッキーにも数枚収めることができた。(1909)

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休息に飛んできて木に止まった「アブラゼミ」と遭遇!!

2019-08-27 11:53:36 | 昆虫
暑さもピークを過ぎたかのように朝夕は幾分涼しくなってきたように思える。相変わらずミーンミーンとセミの声が聞こえる。近くの神社を訪れると一匹の「アブラゼミ」が飛んできて幸運にも目の前の木に止まってくれた。アブラゼミは褐色の不透明な翅をもつ大型のセミで名前の由来は翅が油紙を連想させるためとか、鳴き声が油を熱したときに撥ねる音に似ているためアブラゼミ(油蝉)と名付けられた説がある。体長は 5~6㎝ で、クマゼミより少し小さくミンミンゼミと同じくらいだろうか。アブラゼミの翅は前後とも不透明の褐色をしていて、世界でも珍しい翅全体が不透明のセミである。この翅は羽化の際は不透明の白色をしている。一週間前「クマゼミの羽化」の立ち会えその瞬間を撮らえたが、今年二回目の一撮一会である。セミの一生は複雑で幼虫は3年も土の中で成虫になるまで過ごし長い地下生活を経て羽化のタイミングで再度木に登り、ようやく羽の生えた成虫となる。セミは一週間から一ヶ月という短い儚い命、来月いっぱいセミの合唱を楽しみたい。(1908)

一週間前に撮影のアブラゼミの羽化の瞬間




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アブラゼミの羽化の瞬間に立ち会う!!

2019-08-17 17:50:49 | 昆虫

暑さもピークを迎え蒸し暑さを通り越してまるでサウナ状態。そんな夏の暑さを更に助長するのが「セミ」の泣き声である。お馴染みの「ミーンミーン」と複数匹による大合唱が始まるとうるさいくらいである。セミにはヒグラシ、アブラゼミ、ツクツクボウシ、ミンミンゼミ、クマゼミ、ニイニイゼミと多くの種類がいるが、短命といわれ、よく道端でひっくり返って儚い一生を終えたセミの姿を見かける。セミは夏の成虫期に木の幹に卵を産み、その卵が孵化するのは翌年の梅雨時。孵化すした幼虫は3年も土の中で成虫になるまで過ごすという。長い長い地下生活を経て羽化のタイミングで再度木に登り、ようやく羽の生えた成虫となる。「羽化」は外敵、天敵のいない夕方、その瞬間に立ち会うことができた。まだ羽は透明で、瞳、足がかすかに動いていた。「ご苦労様」と言ってあげたい。自然界の法則の中、昆虫の生への営みの一こまを見ることができた。(1908)

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