相模原市南区相武台団地付近を水源とし、高座郡寒川町で相模川に注ぐ相模川水系の一級河川「目久尻川」は流れている。延長は19.2 km、流域面積は34.27 km²である。河口&合流先は相模川(高座郡寒川町・北緯35)である。栗原神社から栗原湧水池まで目久尻川沿いに撮歩していると十羽近い「カモ」が羽を休め、捕食中であった。早速照準を合わせてみる。首が緑のカモは「マガモ」である。「カモ」は渡り鳥なのでよくこの「目久尻川」まで飛んできてくれたことに驚きである。(2501)
川崎市麻生区岡上に元神奈川県都筑郡旧岡上村にあった5つの神社を合祀して生まれた「岡上神社」は鎮座している。江戸時代の岡上村には村の鎮守として「諏訪神社」、「剣神社」、「日枝神社」、「宝殿稲荷社」、「開戸稲荷社」がありそれぞれ氏子も各派に分かれていた。しかし明治期の一村一社政策により合併されることになり「旧諏訪神社」のあった場所に合祀し、名称は村名からとって「岡上神社」とした経緯がある。祭神は諏訪神社の「建御名方神」、剣神社の「日本武尊」、日枝神社の「大山咋神」、宝殿稲荷社と開戸稲荷社の「稲倉魂命」の四柱の神々を祀っている。現在は「月読神社」の兼務社となっている。県道139号線の鶴川街道沿いに平行に細長い参道社域を有する神社で二つの「鳥居」がある。拝殿と本殿を有する「社殿」、左側には金精大明神、金精様など御神体を祀った石がある「覆屋」がある。その右側には4つほどの石碑も建てられている。交通量の多い道路脇にのため車の騒音もあるが、両脇に茂る木々がある参道を辿ると神域らしい佇まいの中に美麗・壮麗とは言えないが「社殿」は村の鎮守らしい風格と素朴さが漂っている。(2501)