相模原市下溝に四季の花が絶えない「県立相模原公園」がある。花の少ないこの時期「ヌギゲート」前のコンテナに黄色、赤色、ピンク色、紫色、白色の5種類の「アイスチューリップ」(別名はウインターチューリップ)が可愛らしいターバン状の花を大披露中である。数年前までは「ヌギゲート」から入った真正面の「みんなの花壇」に数千本の「アイスチューリップ」が植栽されていたが、規模縮小、経費削減なのか数百本となってしまった。チューリップの一日は昼間咲いて夜は閉じ大体10日前後で寿命を迎えるという。チューリップは春から初夏に咲く代表花であるが、この「アイスチューリップ」は植付後に凍らせて生長を止め、咲かせたい時期を想定し冷蔵庫から出して徐々に外気温に馴らし生長させる方法で開花時期を操作している。(2412)
座間市入谷に座間に残された里山の風情が生かされたオアシスとでもいうべき「県立座間谷戸山公園」はある。面積32.1haの園内には「サンクチュアリ」、「水鳥の池」、「シラカシ観察林」、「昆虫の森」、「スギ・ヒノキ観察林」、「湧き水の谷」、「クヌギ・コナラ観察林」、「伝説の丘」、「星の谷街道・巡礼街道」、「炭焼き小屋」が配置されている。当園の「水鳥の池」は渡り鳥の「カモ」、「サギ」など野鳥観察ができる唯一の場所である。当園にやってくる「カモ」はマガモ、オナガガモ、コガモ、カルガモなどで250羽位である。今日は少し少なく40羽くらいの「カモ」が池面、浮島で羽を休めている。渡来数が多いのは「マガモ」、「オナガガモ」で越冬でやってくる。冬鳥の多くは夏の間はシベリアで繁殖をし寒い冬を日本や東南アジアで過ごすために飛来してくる。渡鳥はカムチャツカ半島・千鳥列島経由、サハリン・北海道経由、日本海横断、朝鮮半島経由でやってくる鳥たちはまさしくエリートくる。今日は一羽の「シラサギ」も訪れて池の餌を探していた。(2412)
今日は正月3日目、新年恒例の「コナズ珈琲」(kona's coffee)のモーニングを求めて綾瀬店へ。今日が初営業である。既にドアーの前には数組の待機組がいた。いつもであれば駐車場から冠雪した名峰「富士山」を初拝みできるのであるが今日は曇り空のため叶わなかった。「コナズ珈琲」の経営コンセプトは「いちばん近いハワイの食卓」をコンセプトとしハワイの古民家をイメージした改装、店内はインテリアや居心地のいいソファでハワイで過ごす休日のような、そして心地よく楽しい時間と食事を提供とある。店内には「ヤシの木」や「サーフボード」のエントランス、居心地の良い「ソファ」とまるでハワイ旅行雰囲気と空気感を満喫しながら、美味しいハワイアンフードの数々を味わうことができる。他の「カフェチェーン」にはないコンセプトや店内のおしゃれな雰囲気、美味しいだけでなくSNS映えもする多彩なメニューにより、平日・土日祝問わずいつも多くのお客さんが訪れている大人気カフェであり全国に40店舗もある。店内に案内されソファーの席について店内を見回すとサーフボードあり楽器ありで、窓からヤシの木が見えたりいかにもハワイらしい雰囲気である。早速「クラシックホイップパンケーキ」、「サーモンサラダパンケーキ」、「グリルドチキンシーザーサラダパンケーキ」をオーダー、コクと柔らかな酸味と花のような甘い香り、喉越しいいハワイの「コナコーヒー」を飲み暫しハワイ感に浸った。(2501)
今年4社の詣は相模原市麻溝台に鎮座している日蓮宗寺院「源悟山顕正寺」である。当寺は明治30年(1897)開山で130年近い寺歴を誇る。本尊は釈迦牟尼仏。当寺は病気平癒を祈った「源吾上人」が観音様のお告げを受け山梨県の身延山日朝堂にて修業の後、故郷へ帰る時、東の方へ千箇寺参りをせよのとのお告げからここ下溝の地へ来られた時に篤信の信者を得て留まり開山という経緯を辿っている。「山門」より入山すると入り母屋造りの「大本堂」、左前には「敬信殿」がある。堂内は「鬼子母神」、境内には鐘楼が建ち、一角に「金龍弁財天」が祀られている。(2501)
相模原市南区双葉に当地域のランドマーク的存在の浄土真宗寺院「円寿山西善寺」は鎮座している。創始は元和3年(1617)、当初は福井県であったが昭和47年(1972)に現在地へ移転した。本尊は阿弥陀如来。教義の大要は自利々他、所依の教典は三部経である。「門柱」、「寺号標」から入山すると正面には昭和57年に建立の高さが20mと言う重層屋根葺の鉄筋コンクリート造りの「大本堂」があり、地域ではシンボル的存在となっている。本堂の右には「庫裡」がある。当寺は墓域の一画に一本の「紅梅」の木があり毎年正月開花を確認すると早くも一輪可愛らしい花びらを広げていた。その傍では「南天」が赤い実をたわわにつけていた。(2501)